清里ペンションエストレリ-タ(小さな星)1年中クリスマスのお宿キリストとクリスマス
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クリスマスとイエスキリスト

   クリスマス
クリスマスはイエス・キリストの誕生を祝う祝祭で、世界中のキリスト教徒にとってはとりわけ大切な日です。キリストという言葉は「救世主(メシア)」 (正確には「神から油を注がれて聖別された者」) を表します。ですから「イエス・キリスト」とは固有名詞ではなく「イエスは救い主」という意味になります。
神とユダヤ人が結んだ契約を旧約といいます。イエスは「メシアがこの世につかわされる。」という 旧約の預言に説かれた救世主で、イエスの誕生によってこの契約は成就しました。そして、新たに全世界を救うべき新しい契約、すなわち新約が立てられまし た。イエスは人類のために十字架にかかってこの世の罪(人祖アダムの原罪)を贖い、神と人との和解を成就し人類に救いをもたらしました。
クリスマスはキリストの死がもたらした人間への救いから始まり、愛、犠牲、生命などの意味を問うものです。この日人々は愛と平和を願い、家族の結びつきを感じ、戦争や貧困などで不幸になった人たちに思いを寄せます。
 イエスの誕生
「福音書」は、イエス・キリストの生涯と言行を 記録したもので、一般に新約聖書のマタイ・マルコ・ルカ・ヨハネの四書を指します。イエスの誕生から始まるこれらの書は、文字どおり救世主キリストの言動 をえがく「神からの喜びの訪れ(福音)」ということからこのように呼ばれています。
イエスの誕生の様子についてはマタイおよびルカによる福音書に見られます。ルカによる福音書(2 章第1節から14節)によれば、ローマの皇帝アウグストゥスから全領土の住民に住民登録の勅令が出て、人々は登録をするため生まれ故郷を訪れます。ナザレ に住んでいたヨセフも身重のマリアを連れて出身地ベツレヘムへ向かいます。そこでマリアは産気づきますが、人々で混みあうベツレヘムの町で泊まる場所を見 つけることが出来ません。結局マリアはある洞穴でイエスを生み、幼子は布にくるまれ、干し草を敷き詰めた飼い葉桶の中に寝かせられました。 ベツレヘム郊外には冬の間動物が寒さをしのぐ場所として使われていた洞穴がたくさんありました。イエスが生 まれたのもそういった洞穴の一つでした。ローマ帝国でキリスト教が公認された後、325年コンスタンティヌス帝 (在位324〜337年)はイエスが生まれた洞穴に巨大なバシリカ(初期キリスト教の教会堂で、長 方形の建物)を建てるよう命じました。521年反乱によりに破壊されてしまいましたが、その後565年ユスティニアヌス帝によって建て替えられました。 614年ペルシア人はパレスチナに進入した際、キリスト教の全ての教会を破壊しましたが、この教会だけは例外でした。それは、教会の入り口に東方の三博士 が幼子キリストを礼拝する様子を描いたモザイクがあり、この三博士が同じペルシア人だったためでした。その後増改築が繰り返され、現在の生誕教会となり、 世界中から多くの巡礼者が訪れます。教会内には、イエスが生まれた場所を示す赤い石が銀の星形に囲まれ、ラテン語で「ここにてイエス・キリスト、聖母マリ アから生まれたまえり。」と刻まれています 
起源と日付の謎
現在、プロテスタントやローマ・カトリック教会 のほとんどの人々は12月25日(東方教会やアルメニア教会は12月25日あるいは1月6日)を降誕日として守っています。しかし、聖書にはキリスト誕生 の正確な日付が記されていません。今日の研究では、イエスの誕生は紀元前4年と考えられますが、月日については不明です。アレクサンドリアの聖クレメンテ (A.D. 150?-220? ギリシアのキリスト教神学者)の記録によれば、西暦200年頃5月20日に最初のクリスマスがエジプトで祝われていたということです から、現在の12月25日より半年ほど時期がずれていたことになります。
いつ頃から12月25日にクリスマスが祝われるようになったのかということについては諸説ありますが、336年のローマ帝国が始まりだと言われています。そして400年以降全てのキリスト教徒がこの日にクリスマスを祝うようになりました。
では、この12月25日という日付にはどのような意味があるのでしょうか?実はクリスマスは異教の古い二つの祭りをイエスの誕生日として取り込んだものだったと言われています。
その一つが毎年12月に行われていた冬至祭でした。ペルシヤを起源とするミトラ教の影響を受けて いたローマ帝国では、ミトラ教の太陽神崇拝からくる「太陽が復活する日」としての冬至(12月25日)の祭を広く祝っていました。その日は低く昇る冬の太 陽が、再び高く昇りはじめ、夏の力を取り戻し、新しい収穫を約束する「不滅の太陽の誕生日」と考えられていました。この異教の習慣が、全ての人間を照らす 「真の太陽」の誕生としてイエス・キリストの降誕に結びつけられ守られていきました。
もう一つは、12月17日から7日間収穫祭として祝われた古代ローマの農業神サトゥルヌスの祭典サトゥルナリア(Saturnalia)祭でした。陽気に歌い踊り、子供たちにプレゼントを与え、収穫を喜ぶ底抜けに愉快なお祭りだったと言われています。
4世紀当時ローマ帝国に属していた教会は、すでに普及していたこの二つのお祭りをイエス・キリストと結びつけ置き換えることにより、その習慣をキリスト信仰の一部にしようとしたのでしょう。
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