清里エストレリータ(小さな星) 星座物語
おおぐま座(こぐま座)の星座物語
    クマになった親子
星座物語トップへ戻る 


大神ゼウスはあるときアルカディアの乙女、カリストに恋心を
持ちました。彼女は月と狩の女神アルテミスに仕える
ニンフ(妖精)であったので、妻ヘラの嫉妬をおそれた
ゼウスはアルテミスの姿に化けてカリストに近づきました。                          
そして思いをとげ、空高く去って行ったのだが、
純潔を失ったカリストは女神の視線を避けるようになった。                         
 9ヶ月程たった頃のある日、アルテミスの一行は狩りの後、
涼しい小川のほとりで休息することになりました。
女神はニンフたちをうながして水浴びをすることに。
その時裸になることをおそれるカリストでしたが、
仲間のニンフたちがむりやり水浴びに加わらせました。
カリストの体の変化を見た女神は怒り、彼女を追放した。
カリストは森の中をさまよい、密かにゼウスの子を生んだ。
これを知ったゼウスの妻ヘラは、
美しいカリストを熊の姿に変えてしまった。
こうして狩の名手だったカリストは、逆に狩人に追われる
身となったが、しかしヘラの復讐はまだ終わっていなかった。
カリストの子アルカスは、母の血を引いて立派な狩人に成長した。
15歳になったある日、アルカスは谷間で大きなメス熊を
見付けたが、それはカリストであった。
彼女は熊であることを忘れ、息子を懐かしげに見つめた。
その熊が自分の母であることはアルカスにわかるはずがない。
熊の視線を恐れたアルカスは、
手にした槍を熊の胸めがけて投げつけようと身構えた。
天上からその様子をみたゼウスは危機一髪で
アルカスの槍を止めた。そして彼をも熊の姿に変え、
突風をおこして2匹の熊を天にさらったのです。
こうして母熊はおおぐま座に、小熊はこぐま座になった。
それでもヘラの怒りは収まらなかった。
彼女は海神オケアノスに頼んで、彼らが水の中に
浸って休むことが出来ないようにしました。
こうしておおぐま座とこぐま座は天の北極の
まわりをまわりつづけ、水平線に沈むことが無いという。

〒407-0302
山梨県北杜市高根町浅川267-25
清里エストレリータ(小さな星)
TEL 0551-48-3661