IT革命といいながら、一方ではネットバブル崩壊が起ころうとしています。多くのドットコムカンパニの株価はこの1年間で日米共にピーク時に比べて10分の1に下がりました。このため、新たな資金調達が困難になり、6ヶ月以内にキャッシュ不足で倒産に追い込まれる企業が続出すると言われています。最近では、eビジネス先進国のアメリカでWeb専業オンラインショップの倒産が相次ぐなど、「ネットでは儲からない」と言う声が出てきています。インターネットはもはや幻想と思う人も多くいます。一体、インターネットは今後どうなるのでしょうか?
EC市場は、今後ますます大きくなっていくと予想されています。2001年1月31日に経済産業省とアクセンチュアと電子商取引推進協議会が発表した調査結果によると、BtoC市場が2005年には約13兆3000億円になるとしています。

出典:「経済産業省とアクセンチュアと電子商取引推進協議会」調査報告
しかし、ホームページを開設した経営者の多くは「全く商売にならない」と感じています。一体どうしてでしょうか?
ホームページ(トップページ)に高度なテクニックを使い、ビジュアルに訴える技術的に素晴らしい物である場合が多いのですが、これが本当に商売の常識に合っているでしょうか? 「ホームページを作ったが、ほとんど商売に成らない。」と言う話がたくさん有ります。何が問題で、どうすればよいのか、以下にチェックポイントを書きます。
商売の常識
- 一目で何を売る商店なのか判りますか?
(ピカピカ、チャカチャカ、とても綺麗なホームページ[トップページ]でも、何の商売か判らないものが多すぎます。怪しい店に客は寄りつきません。中には入り口が判らない店まで有ります。)
- お客の目を引く商品が、外から見えるショーウインドに飾られていますか?
(トップページに一番の売りが表示されていますか?)
- ショーウインドに何日も同じ商品を飾りっぱなしになっていませんか?
(トップページでの売り商品は短期間で入れ替えていますか?更新が一月以上前などというホームページもあります。)
- 店の雰囲気が頻繁に変更されていませんか?
(トップページは商標と同じです。過度のリニューアルは逆効果です)
- より良いものをより安く、独自色を出しましょう。
(現実の店の場合、隣町の店より多少高くともそこそこ売れます。しかし、サイバー店は距離の制約がありません。日本中、場合によっては世界中の同種商店が隣り合っているのと同じです。一円でも安いところが一人勝ちになります。何処にも無い商品を開発しましょう。)
サイバー店特有の注意事項
- 表示に15秒以上かかると、他に行ってしまいます。
(とてつもなく重いページがあります。ブロードバンド化と騒がれていますが、まだまだダイアルアップでの接続が大半です。インターネット一時ファイルの削除をしてから自分のHPを表示してみてください、15秒以内に表示されますか?)
- 想定している表示解像度はどの位ですか?
(まだ、ノートPCでは640x480等がたくさんあります)
- ActiveXコントロール及びJavaを使用していませんか?
(セキュリティー確保のため、インターネットを使いこなしている人ほどActiveXコントロール及びJavaを無効に設定にしています)
- 立地条件は自分で作ります。
(より多くの検索サイトへの登録・掲示板への書き込みなどの作業が必要です)