コチニール (1998年8月 著)


 S氏に頂いた「食品知識」のメールで思い出したことです。「コチニール色素−天然着色料−菓子等」と言うのがありました。

 戦国武将が陣羽織、マント等に好んで使用した色に「赤」があります、その赤色は猩々(ショウジョウと読みます)の血液で、矢玉を避ける能力が有ると考えられていました。この猩々と言う動物は、中国の想像上の獣で形が猿に似ていて顔は人にそっくり、酒が大好きと言う雷獣です。(まるでS氏にそっくりな動物です)

 長い間、猩々の血液と言われていた赤い色素が何であるのか分からなかったのですが、近年研究の結果コチニール色素だと言うことが判明しました。コチニールと言うのはメキシコ付近(中南米)の砂漠にあるサボテンに付く貝殻虫のことです。今から500年ほど前に、中南米の貝殻虫から取れる色素を使っていたのは驚異ですね。

 今ではジュース等の赤色&茶色系の着色の殆どがコチニールになっています。(清涼飲料水の表示ラベルをみて下さいコチニールと書いてあります)コチニール着色の食物を摂ると、車に当たらないと言う新しい信仰が生まれますかね・・!?


 ・ 目次 ・ Top