ディジタル回路に使用するLSIにFPGAあるいはPLDと言う物があります、普通のLSIと違い回路データを後から何回も書き込むことが出来ます。LSIをPWB(プリント基板)に実装した後で回路データを書き込むことが出来るので、開発設計者にとってとても便利な素子です。通常のLSI(ゲートアレー)だと設計開発から物が出来上がるまでに約半年の期間と、一千万円ほどの費用が必要ですし、実際に動作させて見て不具合があるとリワークという作り直しが待っています。(当然、開発期間と費用は倍になる)ところがPLDの場合は不具合が見つかった時点で、回路データ(VHDLという回路記述言語で設計する)の見直しを行い修正した物を再書き込みすれば済みます。
従来LSIの価格が100円だとすると同等のPLDが1000円ほどと10倍ぐらいの開きがあり、量産品はLSIで、多品種少量生産品はPLDと使い分けていましたが、最近PLDの価格が下がり両者の差が2倍程度になってきました。こうなると民生量産品にも使うことができ、回路データを通信回線で書き換える事が出来るようになってきます。なんだかソフトとハードの違いが無くなってきました。
従来、回路を変更しようとすると買い換えになっていたのが、通信回線からダウンロードする事で実現できるようになります。例えばテレビに新しい機能が出来た場合、あるいは携帯電話に新しい機能が出来た場合、新型の物に買い換える必要がありますが、近い将来ソフトと同じようにダウンロードする事によって回路変更を行い、機能アップが出来るようになるでしょう。
これはSFアニメに良くあるパターンです。SFアニメの世界が現実になってきたようです。
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