道祖神は、日本の民間信仰の一つで集落のはずれや道の辻に立つ石神で、祠形や丸石、男性器(陽石)、女性器(陰石)、男女和合などの形態がある。一般に、さいの神・せいの神等と呼ばれ、塞の神・幸神・妻神・斉神・才神・性神などの字が当てられている。
伊弉冉尊(いざなみのみこと)が火の神を産み、それが元で死んで黄泉の国へ逝かれたのを、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)が会たさに後を追い醜い死体に驚き逃げ帰る。この時に追いかけてきた伊弉冉尊を防ぐため、黄泉比良坂(よもつひらさか)に大きな石を置いて道を塞いだ。この大石を塞坐黄泉戸大神(さやりますよみどのおおかみ)と言って、塞の神(道祖神)の事である。一般に村境や峠、辻や橋のたもと等で、外部から村に悪疫・悪神が侵入するのを防いでいる。
また一方、天孫降臨の際に出会った天宇受売命(あめのうずめのみこと)と猿田彦命(さるたひこのみこと)はこれが縁となって結婚し、そして二人は一緒に道祖神になったと言われる。
別田地区の道祖神は、天宇受売命と猿田彦命である。