春日居町


 春日居町の在る山梨県は、長い日本列島のほぼ中央に位置し、東京都・神奈川県・静岡県・長野県・埼玉県に囲まれ、また南東の富士山、西の南アルプス、北西の八ヶ岳、北の秩父連山など周囲を二三千メートル級の山々で囲まれた内陸部に在る。そして、県の中心部となるのが日本有数の甲府盆地である。この盆地の東北よりに春日居町は在る。

 春日居町へのアクセスは車で中央高速「一宮・御坂」I.Cから10分、電車で中央線「春日居町」駅下車となる。

 山梨県は日本一の桃の生産地として全国にその名を知られている、中でも春日居町は、県内有数の出荷量を誇る町として知られ、春には町中ピンクの絨毯を敷きつめた様になり盆地一帯をおおう桃の花の香りとともに、その華やかさはまさに桃源郷そのものである。


町中が桃の花でピンクに染まります

 また、現在では当然な事となっている種なし葡萄の栽培を世界で最初に成功させたのが春日居町である。

 平安時代中ごろの文献によれば、当時甲斐国には山梨・八代・巨摩・都留の四郡があり山梨郡は今の石和・春日居・一宮などを中心に狭東の盆地一帯を指していた。この山梨郡の由来となった山梨岡神社春日居町にある。(山梨県の県名の由来でもある。)

 この一帯には、物部(もののべ)神社守の宮(もりのみや)明神・甲斐名神社、国分寺跡といわれる寺本廃寺塔跡等があり、また地名に国府・寺本・鎮目・加茂等がある。

  国府と言うのはわが国の古代、つまり律令制国家の下にあって、諸国に置かれた国庁とそこをめぐる地方的政治都市の総称である。春日居町の国府は文字通り国庁の跡を示すものであることは間違いない。また鎮目は、国府の軍兵が置かれた国の鎮めである。

  甲斐の古代(奈良時代)の政治的中心地は、春日居町に有ったのであり、甲斐と山梨の古い地名が、狭東のこの付近に発生しているのは、この付近が国の律令国家体制が進む以前から、文化水準が高かったことを示している。

 また、春日居町一帯には、西から甲府の桜井に150基以上の積石塚古墳群が在り、春日居町から山梨市にかけ50基以上の春日居古墳群が在る。これらの古墳には渡来人築造説、付近の山に巨石が多いことから環境自生説などがある。

 

 春日居町は、明治7年に賀茂、寺本、熊野堂、別田、桑戸、小松の六カ村を合併し春日居村が誕生した。村名は賀茂地区にある賀茂春日神社が起こりとなっている。明治8年に下岩下村を合併し、昭和32年に石和町に合併していた岡部村の国府、鎮目、徳条の三集落を編入し現在の行政区域となった。昭和44年に町制を施いて春日居町となり現在に至っている。

 その他、明治39年に兜山が春日居村地籍に決定した。太平洋戦争中の昭和20年には鎮目、寺本、鎮目地区が空襲により被害を受けた。昭和29年に国鉄別田駅が業務を開始し、平成5年に名称をJR春日居町駅に変更した。昭和40年に村営温泉湧出。

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面積   : 13.77ku
海抜   : 最低285m  最高1,171m
位置   : 東経138度39分 北緯35度39分
人口   : 男3,241人 女3,493人 計6,734人(平成9年)
世帯   : 2,352世帯(平成9年)
人口密度: 489人/ku(平成9年)
町花   : 山百合 

 
町中何処に行っても桃畑、まさに桃源郷です。


山梨岡神社 ・ もどり

春日居町