当店【農林48号】が書籍にとりあげられました。講談社+α新書発行の『日本一おいしい米の秘密』
という書籍です。著者は,大坪研一氏+食味研究会。  
誰もが信じるコシヒカリ神話が崩れていく!!
日本全国の評判のブランド米からNo.1を選ぶ!!
安い米だって味は決して負けてはいない!!お米博士が科学的に解明した“美味の根拠”!!

「魚沼産コシヒカリに追いつけ、追い越せ」とばかりに、各地の生産者が食味追求にしのぎを削る一方で、わが国の米消費量は、前年比5%減という状況である。しかし、「おいしいたきたてご飯が食べたい」という消費者の要望は、年ごとに高まり、全国各地の米生産地では、さまざまな工夫を重ね、独自のブランド米生産にやっきになっている。このことは、米の消費のあり方を研究するものにとってうれしい現象である。そこで、本当においしい米は何か? 全国各地の個性的な稲作りによって生まれたブランド米の研究を続ける食味研究会と食品総合研究所・食品素材科学研究領域チームが共同で「おいしい米の秘密」に迫ったのが本書である。

本当に美味しい米は何か? 全国各地の個性的な米づくりによって生まれた
ブランド米の研究を続ける食品総合研究所,食品素材科学研究領域穀類利用ユニットと食味研究会が
共同で『おいしい米の秘密』に迫ったのが本書である。食味研究会は,全国各地で独自の米作りに取り組み,作り出したうまいと評判のオリジナルブランド米50種類を,米専門家,米穀店,JAなどの協力のもとに
ピックアップ,研究会独自のデータを加えた。
一方,食品総合研究所,穀類利用研究ユニットは,「米の食味理化学試験」を担当した。
「米粒食味計および炊飯食味計による評価」,「RVAによる精米粉の糊化特性値」
「新型RVAによる老化性等の評価」である。

資料米に採用されたのは,以下の24種類である。(全て平成17年度産)
花輪ばやし(秋田県産あきたこまち),馬米(岩手県産あきたこまち),どまんなか(山形県産)
牧場のしずく(福島県産コシヒカリ),薬石米キヌヒカリ(埼玉県産),河内米(茨城県産とねのめぐみ)
本埜ブランド米(千葉県産コシヒカリ),富士山麓の幻(山梨県産ミルキークィーン),                   武川48(山梨県産農林48号)
おらんち米(新潟県産コシヒカリ),じょんのびの里(新潟県産コシヒカリ),八石米(新潟県産コシヒカリ),       綾子米(新潟産コシヒカリ),てんたかく(富山県産),夢ごこち(富山県産),能登ひかり(石川県産),         フィールド農法米(長野県産あきたこまち),れんげのかおり(岐阜県産ハツシモ),                    ハーブの恵(滋賀県産コシヒカリ),ひのひかり(奈良県産ヒノヒカリ)
金芽米(国内産複数原料米),十和錦(高知県産),天使の詩(佐賀県産),森のくまさん(熊本県産)

おいしい米はどれか?
各ブランド米は,粘り,硬さ,香りなどそれぞれに特徴をもっているが,あえて総合的な評価の高い米は,
●おらんち米
●富士山麓の幻
武川48
●天使の詩
●本埜ブランド米
大坪研一氏と食品総合研究所,穀類利用研究ユニットは,以上5ブランド米を
なかでもおいしい米として選定した。
ただし,これによって他のブランド米の一般的な評価が落ちるものではない。
以上,本書より抜粋いたしました。様々な理化学データーが載っていますので,  
ご興味のある方は,一読してみては如何ですか。一冊¥800です。