彼岸花 (ひがんばな)
・彼岸花(ひがんばな)科。
・学名 Lycoris radiata Lycoris : ヒガンバナ属 radiata : 放射状の舌状花をもつ Lycoris(リコリス)は、ギリシャ神話の海の女神
「Lycoris」の名前から採ったもの。 花がとても美しいことから。 学名 L へ
・開花時期は、 9/15頃〜 9/ 末頃。 ・原産地中国。
・ちょうど秋のお彼岸の頃に咲く。
★お彼岸の時期
春のお彼岸 = 春分の日の前後の7日間 = 3/17頃〜3/23頃 (彼岸の入り〜彼岸の明け)
秋のお彼岸 = 秋分の日の前後の7日間 = 9/20頃〜9/26頃 (彼岸の入り〜彼岸の明け)
★彼岸と此岸(しがん)
彼岸 = 浄土(向こう岸。仏様の理想郷)
此岸 = 現世(こちら側の世の中。 迷いが満ちた世界)
・突然茎が伸びてきて鮮やかな色の花を咲かせ、 数日で花が終わって茎だけになる。 花が白い種類もある。 (白花曼珠沙華(しろばなまんじゅしゃげ))。
・花のあとで葉が伸びてくるが、冬と春を越して 夏近くなると全く消えてしまう(不思議♪)。 花と葉を同時に見ることはできない。 葉のあるときには花はなく、
花のときには葉
がない。 このことから 韓国では「サンチョ(相思華)」と呼ぶ。 「花は葉を思い、葉は花を思う」という意味から。
・根のところにはリコリンという毒があるが、 この毒は水で何回もさらせばとれるので 昔の人はこの根の部分からデンプンをとって 飢饉の際の食料とした。
・田んぼのあぜ道や土手に多くみかけるが、 これはノネズミがあぜ道や土手に穴を開けるのを、 彼岸花の毒性のある球根を植えることで防ぐ、 という説と、
彼岸花の根茎
は強いため、田んぼのあぜ部分に 植えてあぜの作りを強くするため、 などの説がある。
・別名 「曼珠沙華」(まんじゅしゃげ)。 ”天上の花”という意味。 おめでたい事が起こる兆しに、赤い花が天から ふってくるという仏教の経典による。
・「道の辺(へ)の いちしの花の 灼(いちしろ)く 人皆知りぬ わが恋ふる妻」 万葉集 (いちしの花=彼岸花、といわれる)
・東京周辺の見どころ
<巾着田(きんちゃくだ)> 埼玉県飯能(はんのう)の近くにある、 高麗川(こまがわ)沿いの水田。 日本一の規模の彼岸花群生地として 知られる。 まさに一面の彼岸花。
圧巻です。 花見頃9月下旬。 埼玉県日高市高麗本郷。 最寄駅 → 西武池袋線高麗駅
<皇居、桜田濠> 半蔵門から桜田門にかけての桜田濠の 皇居側の斜面に彼岸花が点々と 群生するのが見える。 花見頃9月下旬。 千代田区千代田。
最寄駅 → 地
下鉄有楽町線桜田門駅、 地下鉄半蔵門線半蔵門駅
・似ている花へのリンク 狐の剃刀 夏水仙 鐘馗水仙 ネリネ
・「彼岸」シリーズ
彼岸花 彼岸桜
|
|