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高生研関ブロ 交流会1 日川高校「天皇の勅」校歌訴訟について
戦意高揚の校歌
山梨県立日川高校の校歌には「天皇(すめらみこと)の勅(みこと)もち 勲し立てむ時ぞ今」の歌詞があり戦中には軍国主義の精神的シンボルとして生徒たちの戦意高揚に大きな役割を果たした。そして、日川高校は日本国憲法制定後も「伝統の校歌」であるとしてこの校歌を歌い続けている。
議論の場を求め提訴
「天皇の勅」を称えるこの校歌は日本国憲法に違反する、と主張してきたが、学校が議論の揚を設けることを拒否してきたため、原告たちは「議論の場を設けよ」という趣旨で提訴に踏み切った。東京高裁は判決で「日川高校校歌が日本国憲法の精神に沿うものであるかどうかは異論があり得る」として議論の必要を示した。しかし、日川高校校長は議論を拒否している。
会場には山梨出身の淡路氏もいて、その背景に関する発言もあり興味深かった。報告者の河西氏は「日本には臣民民主主義はあるが、市民としての真の民主主義はない」という。 この問題の背景には甲府に限らず日本に根強く残る、「立身出世的」「同窓会主義的」なミニ天皇制とでもいうべき地域社会のあり方があるようだ。また、仲間(学校・同窓会)に取り込むに当たって、はじめ徹底的にいじめ、そのあとで「ようし、よくやった!」とほめるという、マインドコントロール的仕組みについても発言があった。君が代・日の丸が強制されている今」日川高校校歌問題は人ごとではなく私たちの間題である。「日本に臣民民主主義はあるが…」の河西氏のことばが心に残った。ホームページも立ち上げたというのでご覧ください。 (薄平武壽/千葉県立湖北高校)