２００５年東電株主総会質疑応答抜粋
１６番大友 １２１０番浅川 （議長）はいどうぞ。一番うしろで紙上げておられる方。ご静粛にお願いします。 （１６８番）１６８番です。あまり小難しい事は・・・ないんですが、質問と言うよりも お願いなんです。ここ数年株主総会に来てるのですけれど、全く同じ会場で、全く同じ様 な顔ぶれで全く同じ様な質疑応答があって、全く同じようなお土産。あの私たち３０代２ ０代は株主総会はどれだけ企業が魅力があるのか、発展性があるのか期待しているのです。 全く同じようなことやってる様だと、発展性があるのか魅力があるのか感じないのですよ。 ですからあの会場をもう少し株主のことを思うのであれば、もう少し広い会場を用意する とかね、あの役員の方々の壇上は暗いんですよ。暗いのに皆下向いてますからもっと明る い会場で見えるようにするとか、発言者をピンスポ当てるとか、そう言うことするとか、 お土産扇子悪いものじゃ無いんですよ。２年３年は許せます。４年５年続くと飽きるんで すよ。２〜３年・・・代えると言う事でなんか変わっていくのだな、・・・・株主総会出 席しようかなと意欲が沸く様な株主総会、それがお願いなんです。 （議長）ありがとうございます。大変貴重なご意見でした。大変ありがとうございました。 今後検討して・・・ありがとうございました。続いてご質問をお受けいたします。そちら で一番左の列で手を上げてる方。 （１６番）えーと、株主番号１６番です。えー聞こえますでしょうか。えいとですね、先 ほどまでは原子力だったんですが今度は趣向を変えまして自然エネルギーの方の質問させ て頂きます。私は、あの今農地を借りまして発電所、太陽光の発電所をやってるものなん ですけど、今東京電力に電気を買って頂いているんですが、その先ほどの質問に対して、 環境価値と電気を一緒に買ってるから、高く買っているから良いでしょと言う回答があっ たんですけども、最近ですね、グリーン証書と言うものが出てきまして、環境価値だけ証 書で取引すると言う風潮が始まっています。それに対して、東京電力はどのように対処す るのか。私には、電気だけ買ってもらうメニューと両方一緒と両方提示して頂きたいので す。それでグリーン証書は他に売ると言うとどっちか選ぶようにしたいのです。ですから そういうのを今度営業所の方で提示して頂いて常に高い方に売ると言う、高い方に是非売 りたいと思いますので、前向きにご検討頂けないかどうかご回答お願いします。 （議長）グリーン証書についてのご質問でございます。森本副社長から （森本）副社長の森本でございます。えー自然エネルギーの普及に多大なご努力をされて いる事に付きまして、敬意を表する次第でございます。私ども自らの開発。また新たにグ リーン電力の提案、あるいはいろいろ販売電力での購入等々いろいろ普及拡大にご協力し ているところでございます。太陽光に付きまして今一体での購入と言うことで、いろいろ 私どもはそういった事で利用させて頂いているところでございます。ただこうした事に付 きまして私どもこの電気価値と新エネルギー価値を別に地元の電力会社以外にですねこの 環境価値がお売りすることが出来ると言うことをＰＲ紙等でもＰＲしておりまして、こう した中でただ私ども自然エネルギーの普及に最大限の努力をしているところでございます のでそうした意味合いをご理解頂いて一体的な販売にご協力いただければと思っておりま す。それからグリーン証書の問題に付きまして、私ども関係会社の日本自然エネルギーて 言う所でこうした環境価値を評価されまして、こうした環境価値の高いものについてはプ ラスの価値を出そうじゃ無いか、こういった仕組みをしておりまして、ご協力頂いてる企 業さんもおられます。そうしたグリーン証書に付きましても私ども一生懸命取り組んで普 及さして行きたいと考えているところでございます。以上でございます。よろしくお願い 致します。 （議長）続けてご質問お受けいたします。はい。はいどうぞその紙上げておられる方。 （１５２５）出席番号１５２５番。千葉県からまいりました、河野博と言う物でございま す。株主総会と申すものは、それは株を持っているみんなの株主の先ほどから良く承って いる一部の方々が何回も何回も同じ発言してますけれど、やっぱり議長ねこれは皆にまん べんなく真面目に発言者の身になって真面目なのは・・・・・でかい声だと俺も負けない ぞそれでね、 （議長）ご質問をお願い致します。 東京電力の今から聞いていると原子力、原子力て科学的にやってるんだから、これからの 将来的な展望について、お願い致します。水力、火力、風力それぞれに千葉県の場合は風 力もだいぶ一生懸命やっている所もございまして、そこにもっと原子力ばかりじゃ無くて、 一般の身近なところでそれでね質問が無かったら次の動議として次に進行お願いしたいと 思います。 （議長）まずご質問にお答えします。今後の当社の将来の展望についてご質問頂きました。 勝俣社長からお答えいたします。 （勝俣）社長の勝俣でございます。お答えいたします。今のご質問はおそらく電源構成、 あるいは電力量、エネルギー源構成、これについては当社は基本方針としてベストミック スと言う事で種々のエネルギー源をバランス良く作りたい、作って使用して行きたい。こ ういう事で考えております。その中で一番の主力は原子力でございまして、電力量構成比 で３０〜４０％内々こういう様な事を目途としています。それから火力の中では、ＬＮＧ が主力でこれは３５％〜４０。そしてあと石炭、これはこれまで殆ど当社としては所有し てなかったんですが、先般広野ひたちなかで石炭火力が出来まして、多少増えましたんで すが、これのいわば、今一番課題と申しますのは、ＬＮＧに比べてＣＯ２発生量が多いこ ういう事でございますが、ただエネルギーセキュリティー上は非常に貴重なエネルギー源 でございますので、クリーンコールＬＮＧ、いわゆる石炭ガス化等々を工夫致しまして今 後とも出来れば活用して行きたい。石油につきましては、当社と致しましては１０％以下 となっておりますがこれもいざと言うときやはり、一番入手しやすいこういうエネルギー 源でございますので、これも一定量は保持して行きたい。水力につきましてはいわゆる自 流式等々の物についてはもう限界がございます。したがいまして揚水発電と言うことにな らざるを得ないところでございますが、れも現時点では今のところこれ以上の計画は持っ ていないこういう状況でございますが、いずれにせよバランスよくエネルギー源の保持し てエネルギーセキュリティーとしてコストの均衡ある抑制こういった事につとめてまいり たいと考えております。以上でございます。了解。 （議長）続いてご質問をお受けいたします。はいそこで紙を上げておられる方。 （１２１０番）えー番号で行きますと１２１０番。自然エネルギー関係ＲＰＳ法について お尋ねいたします。私どもは自然エネルギーを利用した発電事業者として、ＲＰＳ法の代 行申請を東京電力に依頼しております。えーその中で私どもの発電所の出力変更を東京電 力にお願いいたしまして、東京電力が出力変更届けをわれわれに代わって・・・ました。 で出力変更が完了しているのにもかかわらずわれわれのところにその書類が届いていない と言うことでございます。えー確認したところ東電のほう持っていると言うことで、えー 重要な書類ですから保管をして頂くのは結構ですけれども、完了していると言う届け、そ の数値番号、ＩＤがあるはずです。これは確実にこちらにご報告頂きたい、と言うのはな ぜかと申しますと、ＲＰＳ法の中では出力変更があった場合は、設置者、東電が設置者で はございませんので、われわれに対して罰則の規程が用意されております。その点留意な されて、速やかに出して頂きたいということと、東電は業務遂行を確実にやっていると今 回わかりましたので、えー今日この会議が終わった後経済産業省に行きまして、実際のと ころの今度は経済産業省の業務の遂行させることを・・います。これが１つ、であと１つ の方はですね、電力の需給契約に関する契約要綱なんですけれども、えーそれがたびたび 変更される。これは自然エネルギーに関した所なんですが、いつの間にかいろんなものが 付いていて、しらずしらず、殆どの方が知らないうちに、契約約款が変更されている部分 があるんで約款変更の部分に関しては契約者に何らかの方法でしらせる必要があるのでは 無いかと思われますが、その点いかがお考えでしょうか。以上です。 （議長）自然エネルギーの出力変更への対応についてのご質問。それから契約上・・・の 森本副社長から回答いたします。 （森本）副社長の森本でございます。自然エネルギーにつきましてお答え申し上げます。 太陽光発電の出力変更の点につきまして、私どもこの代行申請て事につきましては、皆さ ん手続き的には大変でございますので、私ども代わっていろいろやらせて頂いているとこ ろでございます。こうした点に付きましてお客様と、きちんと連絡を取り合いながらやっ て行かなければいけないと思っておりまして、この出力変更の届けが届いていないとする と大変申し訳ございません。こういった点を調べてきちんとやってまいりたいと思ってお ります。それから契約要綱に付きまして、変更されるが良くこの点のＰＲをしてほしい。 こう言ったお話でございます。えー皆さんのご努力によりまして太陽光も大変日本は世界 に誇るほど普及して来ておりまして、件数も増えてきておりまして、大変頼もしく思って おります。そうした中多くのお客様にお取引します、こうした契約約款を変えさせて頂い ております。こうした点に付きまして変わった時とうとうきちんとＰＲして行きたいと言 うふうに考えておりますのでよろしくお願い致します。以上でございます。 （議長）続いてご質問を受けさせて