第3太陽光発電所は下記のような4台の発電機により構成されています。
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太陽電池の出力 |
インバータ機種(メーカー) |
運転開始日 |
4.79kW |
LBSC−4.5−S3C(日本電池) |
2001年7月7日 |
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3.844kW |
KP40F(オムロン) |
2002年4月6日 |
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3.324kW |
PV−PN04B2(三菱電機) |
2004年11月15日 |
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3.36kW |
PVM−U0040(東芝) |
2005年2月27日 |
各インバータ間の接続 4台のインバータは、上から1号2号3号4号機の順になっています。 通常は5kW以下のインバータ1台の場合には、右上にある分電盤に接続します。インバータ専用の漏電遮断機を外付けする場合は、東電のブレーカーと屋内配線用漏電遮断機の間に接続します。屋内配線用漏電遮断機に可逆型(負荷側電源側共に動作する)を使用すれば共用することが出来ます。その場合には、分電版の負荷側にインバータを接続します。 第3発電所は4台のインバータにそれぞれ漏電遮断機を接続しました。インバータ故障時には負荷として感知する必要があるからです。2〜4号機は、東電60Aのブレーカの外側に接続します。この場合には、東電に単線結線図を添えて申し込みます。契約容量の増加は不要です。電気工事店の方はくれぐれもお客様に不利にならないようにご注意下さい。基本料金はかわりません。 |
大友第3太陽光発電所建設の歩み 発電所データへ 単線結線図へ
大友第3太陽光発電所は、第2太陽光発電所と同じ敷地に2001年7月6日に1号機
が完成し、7月7日に営業を開始しました。太陽電池の最大出力は3.75kWで、総工費
は約200万円かかりました。単相3線式100−200Vの電力を東京電力に売電していま
す。年間売電収入は約14万円を見こんでいます。 大友第3太陽光発電所1号機へ
2002年1月13日に4.41kWへ増設しました。 2002年4月6日に田んぼの法面に太
陽電池3.19kWを増設しました。同じ系統に別のインバータを増設して系統連系しています。
このインバータを2号機として次のページに掲載します。 大友第3太陽光発電所2号機へ
2003年12月27日、田んぼの法面に太陽電池パネルを移設しました。また京セラの中古
パネルも移設して加わりました。M55、12枚は、第二に再び移設しました。最大出力4.79
kWとなりました。第3発電所増設・移設工事へ 京セラの中古パネルが破損しました。その様子を掲載。
2004年11月15日、田んぼの法面に3号機として3.32kW増設しました。設置費用は、
格安のパネルを利用したので、1号機の半額以下の約90万円でした。これにより合計出力は、
11.96kWになりました。大友第3太陽光発電所3号機へ
2005年2月27日、第2発電所から設備の3.3kWを付け替えて4号機として増設しました。
その後第2発電所に2.1kW増設しましたが、費用は約35万円で済みました。第3発電4号機へ
左から2号機、1号機、4号機、3号機の順にパネルが並んでいます。
接続ボックスは、手前から3号機、4号機、1号機、2号機の順になっている。
引込み線の張替え工事
太陽光発電所の規模によっては柱上トランスの取替えと、引込み線の張替えが必要とな
る場合があります。トランスは、10kWでも17kWの発電所まで接続可能ですが、引き込み
線の張替えは概ね8kW以上で14スケミリ、13KW以上で38スケミリに張替えが必要です。
単相3線式を38スケミリに張り替えている。 トランスは右側で10kW。17kWまで接続可能。 |
引込み線の高さを確認している。 5m以上あれば合格。左のトランスは動力用。 |
売りと買いのメーターへ線を接続する。 線は個人所有。メーターは東電所有。 |
上段の線は動力用で14スケミリの太さ。 下段の線は単相用で38スケミリの太さ。 |