アフターライトダウン流れ星を見る集いの結果報告

 8月7日に第3回のライトダウン甲府バレーのイベントが開催され、大友は韮崎会場に
参加しました。当日はあいにくの雨天で、イベントは途中で打ち切りとなりました。今年
は何と山梨日日新聞にライトダウンを呼びかける半面広告が掲載されました。大友はライ
トダウンの日程が気に入らなかったので、全く協力しませんでしたが、その事がかえって
良かったようです。また、恒例のFM甲府の特別生放送も行われました。今回の放送内容
は星空に関する話題は殆ど無く、新潟県柏崎のFM局と結んで中継した内容もスターウィ
ークとは全く関係無く、いまいち盛り上がりに欠ける内容でした。それにスポンサーが、
五藤光学と山梨日日新聞の2社だけと昨年より少なくなりました。かんじんのライトダウ
ンは、3回目で最も明りが消えたそうです。と言うことで今年のライトダウン甲府バレー
は一応成功して、また来年につながりました。来年は、より多くの各地の会場で同じ日程
で星空観察会を開催したいと思います。韮崎会場の様子
 一方で、8月12日のアフターライトダウンは、失敗しました。午後8時から芸術の森
公園の街灯を消灯するように、県立美術館と県立文学館にお願いしていたのですが、県立
美術館前の街灯が最初から消えていて、午後8時に点灯してしまいました。街灯のタイマ
ーの設定を間違えたようです。また、参加者も二十数名と泣きたいくらい少なくて(本当
に涙が出ました)淋しいイベントとなりました。それでも県立美術館のエントランスをス
テージにして、アクアマリンのコンサートを開催しました。小出力ながら音が壁面にうま
く反響してとても良かった。何とCDが4枚も売れました。天候は雲間から星がちらりと
見える程度で、流れ星は残念ながら見られませんでした。
 8月11日、甲府中央商店街かすがも〜るにてアクアマリンのコンサートを行いました。
曲の合間に木内さんによる流れ星や光害に関するトークを入れながら行われました。その
後FM甲府による街中の音楽祭が開催されました。ただ一般の聴衆には、街中の音楽祭が
いつもより早く始まって豪華な内容に思えたかもしれません。何故なら同じ商店街の機材
を使用して、FM甲府のスタッフにより操作されていたからです。アクアマリンのコンサ
ートの開催において、最高の条件でPAを設定していただいたFM甲府のスタッフならび
に商店街の関係者にお礼申し上げます。また、当日の新聞のラジオ欄には、載っていない
FM甲府の特別生放送も行われていました。いつものアナウンサーは急病で別の方に代わ
っていましたが。アクアマリンは完全に無視されていました。昨年のライトダウンでは科
学館からの生放送でアクアマリンのトークを放送すると言っていて実現しませんでした。
FM甲府の経営者が何をお考えか私には理解できません。日本の株価が低迷したままで推
移しているのも、多くの企業に理解出来ない経営者がいて、株式の持合でお互いをかばい
会っているからかもしれません。アフターライトダウンの様子はこちらへ
 8月13日は、八ヶ岳ロイヤルホテルで手作り望遠鏡講座とアクアマリンのコンサート
か開催されました。ホテルの宿泊者だけでなく外からのお客様で会場は満員となり盛り上
がりました。八ヶ岳ロイヤルホテル2001夏のイベントへ
 2001年のライトダウン甲府バレーのイベントは満月に近い、花火大会と同じ日程で
開催されたのに、そこそこにうまく行ったのも、大友が一人孤立してでもアフターライト
ダウンを開催したからと後で気づきました。(理由は複雑なので説明しません。)その結
果おもいっきり傷つきました。ただしアクアマリンの山梨ツアーマネージャーとしては、
「良くやったと」自分を誉めたいと思います。(自己評価90点)


  ライトダウン甲府バレー関連イベント
                          流れ星を見る地域実行委員会

    明りを消して              
          流れ星を見ようよ!   

    アフターライトダウン甲府バレー「流れ星を見る集い」

 2000年のライトダウン甲府バレーは、8月1日に実施され、県立科学館と同じ日程
で各地の地域星空観察会場でもイベントが実施されました。
 今年のライトダウン甲府バレーは、スターウィークの期間内の8月7日に、山梨県立科
学館主催で実施される予定です。ところがちょうどその日は神明の花火大会と日程が重な
っているため、各地の地域会場で星空観察会を実施するのは困難で、また満月に近く月明
かりの影響で星の見えが悪いと思われます。
 2001年の地域星空観察会は月明かりの無いその週の週末に実施したいと考えます。
8月12日(日)は、流れ星が多く見えるペルセウス座流星群の日であるために、その日
に「流れ星を見る集い」を、県立美術館前の芸術の森公園で開催します。またその週末は、
甲府中央商店街のナイトバザールの期間に当たるため、前日の11日に中央商店街のイベ
ント会場をお借りして、12日の「流れ星を見る集い」のPRの為のイベントを開催した
いと思います。またライトダウンへの協力の呼びかけも同時に行いたいと思います。

 ☆イベント内容
 ◎8月11日・前日のPR及びライトダウン協力の呼びかけイベント
 場所・甲府中央商店街のかすがもーるにて
 14:00〜16:00 手作り望遠鏡・講師、林宏明。材料費500円・定員30名。                            入して戴き、行います。定員30名まで。
  16:00〜16:30 講演・木内鶴彦さんによるスイフトタットル彗星発見談
 16:30〜17:30 アクアマリンライブコンサート(時間が変更の場合あり)
 17:30〜19:00 オリジナルCD「天の川のひとしずく」サイン販売会
(注)スイフトタットル彗星がペルセウス座流星群の元となる彗星で、1992年、木内
  鶴彦さんが130年ぶりに再発見しました。
(注)アクアマリンの曲COSMOSが2001年のスターウィークテーマソングに選ば
  れました。
 ◎8月12日・「流れ星を見る集い」当日のイベント
 場所・県立文学館研修室及び芸術の森公園(県立美術館前)にて
 15:00〜17:00 研修室にて手作り望遠鏡・講師、林宏明。材料費500円                            0円を支払って戴き、行います。研修室にて。定員50名まで。
 19:00〜19:30 抽選券とビンゴカードの引き換え。屋外受付にて。
 19:30〜20:20 ビンゴによる抽選会。(1等・定価2万円相当の双眼鏡)
 20:00       カウントダウンによるライトダウン
 20:00〜      芝生の上に寝転がって各自で流れ星の観察。希望者は天体望
            遠鏡により星空観察。
 21:30頃より流れ解散。 (抽選会の司会はアクアマリンのお二人です。)

 ☆参加申し込み
 手作り望遠鏡講座は、事前の参加申し込みが必要です。ただし、当日定員に満たない場
合は当日参加も可能です。参加申し込みは、TEL055−226−7255 河住まで

 ☆イベント全体に関するお問い合わせ
 〒407−0301 北巨摩郡高根町清里3545−3902   大友 哲
                            TEL・FAX 0551−48−3822
                            URL http://www.eps4.comlink.ne.jp/~satoruot
 

 

ペルセウス座流星群

毎年8月12日から13日にかけて流れ星が沢山流れます。

 1981年8月12日撮影

 大学生活最後の夏休みに北アルプスへ天体写真を撮影しに登山しました。その時撮影し
た、ペルセウス座流星群の流れ星です。三俣山荘のキャンプ場で撮影した写真です。鷲羽
岳が上弦の月明かりに照らされています。やがて月が沈み星が沢山出てきました。偶然ペ
ルセウス座に明るい流れ星が流れました。魚眼レンズで撮影したため、空の殆ど全体が写
っています。中央上にあるのがカシオペア座です。
 スイフトタットル彗星・1992年11月撮影
 1862年アメリカのスイフトさんとタットルさんによって発見された、ペルセウス座
流星群の母彗星です。この彗星からまき散らされた尾のチリが地球とぶつかって流れ星が
見られます。1862年に発見された当時の観測から周期120年が計算され1982年
に戻ってくることが予想されていましたが、再発見されませんでした。その後1737年
に出現した彗星が同じ物では無いかとの予測のもと軌道が再計算された結果1992年1
1月に来る事が予測されました。その予測に基づいて世界中で再発見が試みられ、199
2年9月26日(世界時)に、木内鶴彦氏により発見されました。
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