原村星祭りミッドナイトディスカッション

 2001年8月4日の深夜、原村星祭りの会場でミッドナイトディスカッションが開催されました。このイベントは、原村星祭りに参加している著名な天文家達を一同に集めて、パネルディスカッション形式で、星空に親しむようになった切っ掛けや、今まで最も印象に残った星空等を発表しました。発表者自身も他の方達がどんな事をしてきたか真剣に聴く機会があまり無かったので大変ためになりました。

 

 

 発表者は向かって右から、本格的なプラネタリウムを手作りで製作した大平貴之氏、日食情報センターの石井肇氏、自分の天文台に茶室を作ってしまった岩崎由美さん、田中千秋氏、木内鶴彦氏、百武裕司氏、柳家小ゑん師匠、星のグッズを販売している江原順子さん、大友、アクアマリンの二人です。

 

 会場に入る際にアクアマリンの幸子さんが「私なんか場違いみたい」と言っていたので、「堀内さんのためにただ座っていればいいんだよ」と。ます最初にそれぞれのパネリストによる星と出会ったきっかけについて紹介されました。それだけで40分も経過してしまいました。続いて自由に意見を述べる所では、アイソテックの江原さんから男性陣に辛口の意見が。江原さんは、望遠鏡メーカーケンコーの星グッズ部門から独立して、3人の子育てをしながら自営で星座グラス等の商品の卸し販売をしています。また女性として日本で初めて個人の天文台を建設されました。「女性が子育てをしながら天文台に通う事は大変な事だと分ってほしいよく男達は、毎週のように家を空けることを許してくれますね?」それに対して毎週のように家を空けて天体写真とりにいっている田中千秋さんは、「わたしの家は、天文母子家庭です。」と開き直った意見が出ました。自宅に観測場所がある大友は関係ないと思って聴いていました。最後に、最後にそれぞれの最も印象に残った星空を発表しておわりました。

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