1983年6月11日、インドネシア皆既日食
インドネシアジャワ島の北海岸ツバ−ンで観測しました。
1987年9月23日、沖縄金環日食
1991年7月11日、ハワイ皆既日食
曇りで観測出来ず。
1995年10月24日、タイ皆既日食
8cm600mm望遠鏡にて直焦点 300mm望遠レンズにて5秒露出
1999年8月11日、ヨ−ロッパ皆既日食
日食と金星 ビデオでの撮影風景(ストロボ撮影) 観測風景
1999年8月11日にヨ−ロッパから中近東にかけて20世紀最後の皆既日食が見ら れました。私は、皆既日食の継続時間の最も長く晴天率の良いと言われていた。ハンガリ −のバラトン湖畔で観測を行いました。日食を見に行くのは今回で5回目ですが、今回始 めてデジタルビデオカメラで撮影を行いました。そのために容易にインタ−ネットで画像 を公開することが出来るようになりました。 日食の当日の朝は、現地はあいにくの雨模様でした。しかし午前9時頃より強風と共に 雲間から太陽が見え始めました。そして日食で太陽が欠け始める午前11時頃には、完全 な晴れとなりました。ところが、皆既日食となる午後0時48分の10分程前に日食雲が 発生して太陽をかくしてしまいました。日食雲とは、日照の急激な低下により、気温が低 下して雲が発生する現象です。その後強風で雲が移動して太陽が薄い雲間から見え、皆既 日食を撮影することが出来ました。ただし薄雲でややぼやけた画像です。 撮影デ−タは次の通りです。 ビクタ−デジタルビデオカメラGR−DVX7に1.6倍の拡大レンズをつけて10倍ズ −ム(16倍)でオ−トで撮影しました。部分日食では、光を128万分の1に減衰する NDフィルタ−をつけて撮影しますが、皆既日食の最中は外しています。撮影したビデオ の画像を静止画としてマルチメディアカ−ドに記録してパソコンに取り込みました。
第2接触のダイアモンドリング。月が太陽を隠す直前。 現地時間午後0時48分40秒頃。
皆既日食のコロナ。青い光で温度は100万度。現地時間午後0時49分〜51分頃。
第3接触のダイアモンドリング。太陽が出始める瞬間。現地時間午後0時51分15秒頃。
赤いプロミネンスが見える
プロミネンスとは、太陽の回りの赤い炎の様なもの。
2001年6月21日、アフリカ皆既日食 2001年6月21日に見られたアフリカ皆既日食は太陽活動が極大期に当たる為コロ ナが大きく明るく見えました。また、観測地のルサカの天気が非常に良く今までで最高の 写真を撮影する事が出来ました。 5分おきの連続写真 5cm屈折望遠鏡に2倍テレプラスで焦点距離800mmで撮影 アフリカ皆既日食のページへ