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2005_12_10(Sat)
第2戦 日立佐和リヴァーレ 対 デンソーエアリービーズ

 試合結果 
日立佐和リヴァーレ28−26
22−25
25−16
25−20
デンソーエアリービーズ

第2試合は、これまた昨シーズンに比べて好調な日立佐和リヴァーレと、やはり昨シーズンとは対照的に不調なデンソーエアリービーズの対戦。場所が滋賀県だけあって、日立佐和リヴァーレの応援席はちょっと寂しかった。デンソーエアリービーズの応援席は結構にぎやか。

どちらも拾ってつなぐスタイルのバレーボールをするので、白熱した試合展開が展開されることを期待した。

公式練習にて
写真左:レシーブ練習する主将の都澤選手
写真右:リベロ櫻井選手は、スパイク練習中、主将といえども玉拾いします。

第1セット、第2セットはかなり拮抗した試合となる。どちらも強力な攻撃はないが、ねばり強いバレーボールで対応する。必死にボールを拾いまくる両チームに、歓声とどよめきが起こるシーンもしばしばあった。

写真左:ボールを拾いまくるデンソーのリベロ、櫻井選手
写真右:タイムアウトの表情。デンソー、ちょっと苦しそう。

セットカウント1対1で迎えた第3セット、日立佐和が走り出す。セッター板橋選手のトスが冴え、順調に点数を重ねる。今シーズン不調のデンソー、イヤな雰囲気が選手の頭をよぎるのか、急に元気がなくなる。 デンソーはセッターにまっすぐ返る早いレシーブで、日立佐和のブロック陣を振り切ろうとする。一方、日立佐和はセッター板橋選手のベテランの技でトスを振り分け、デンソーのブロック陣を振り切ろうとする。 そのあたりの攻撃パターンは違うものの、どちらも強力な攻撃陣の力ではなく、みんなで拾ってつないでいくという点ではにているチーム。 しかし、最後はチームの勢いの差か、日立佐和がデンソーを振り切り、ゲームセットとなった。

写真左:今シーズン不調の岡野選手の後姿
写真右:一生懸命チームを盛り上げようとする櫻井選手の後姿

写真左:板橋恵選手のサーブ
写真右:大沼綾子選手のスパイク

この試合のヒロインインタビューは大沼綾子選手。「日立佐和リヴァーレの”リヴァーレ”とは、ライバルという意味だそうですが、大沼選手のライバルはどなた?」という質問を受け、回答に困って苦笑いをしていたところが印象的でした(あんまり試合内容と関係ないか)。 まあ、アスリートはみんな負けず嫌いですから、誰をライバルと意識しなくても、他の人に負けないプレイをしたいという意識は常に持っているものでしょう。大沼選手も「自分自身が弱気にならないように、自分の精神がライバルです」というようなことを言ってました。

ヒロインインタビュー中の大沼綾子選手。”ライバル”質問に困った笑顔。

日立佐和、序盤ちょっと冷や冷やさせてくれましたが、勝つことが出来た。特に第3セットは、板橋選手のトスワークも良かったし、攻撃も良い形で出来ていた。 一方、デンソーは元気がない。試合中の選手の元気がないのだ。特に連続ポイントされるとみるみる落ち込んでいく。苦しい試合が続いているからだろうけど、バレーボールって、そのときの選手たちの雰囲気がかなり試合結果に影響してくるような気がする。 全日本でもおなじみの主将櫻井由香選手をしても、この雰囲気をどうすることもできないのだろうか。この元気のなさが今シーズンのデンソーを如実に物語っているのかもしれない。


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