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2006_01_15(Sun)
第2戦 日立佐和リヴァーレ 対 おかやまシーガルズ
試合結果 | ||
日立佐和リヴァーレ | 19−25 22−25 12−25 | おかやまシーガルズ |
昨日はホームの大応援団の前で、勝てそうな試合を落としてしまった日立佐和リヴァーレ。昨日東レにいいところ無く破れてしまったシーガルズとの対戦。 日立佐和、リーグ前半はいい調子で勝ち星を重ねてきたのに、ここに来てなんだか失速気味です。ガンバレ!シーガルズは昨日破れてしまったので、4強入りを考えると今日は負けられない試合。 日立佐和のホームゲーム、大応援団の声援。一方のシーガルズは、さすがに岡山から茨城まで応援に駆けつける人は少ない。 レシーブ練習をするシーガルズの選手たちと、その練習に ホームで何とか勝ちたい日立佐和なのだが、昨日の疲れか、それとも気合いが空回りか、思うようにリードできない。セットの前半は互角の戦いを展開するものの、徐々にシーガルズのプレーが冴え出す。 日立佐和は大沼綾子選手が第1セット後半から完全にマークされた。打てばブロックにかかり、ブロックをはずせばアウトになる。苦しい。何とか必死にプレーするものの、今一歩及ばず第1セット、第2セットと落としてしまう。 写真左:試合開始直前、緊張感漲る日立佐和の選手たち 第3セットはもうシーガルズのペースだった。セッター岡野弘子選手のトスが冴え、日立佐和のブロックを完全に振り回した。ノーマークで打ち込まれることも数回。反対に日立佐和の攻撃はことごとくシーガルズのブロックにワンタッチされ、拾われた。 板橋恵選手ももうどこにトスを上げていいものやら困ってしまったような表情だった。選手交代などで必死に立て直そうとするがシーガルズの勢いは止まらず。一方的なセットとなり、試合終了となった。 写真左:どういう攻撃を仕掛けるか、苦悩の表情の日立佐和都澤みどり選手と板橋恵選手 写真左:タイムアウトも苦悩の表情の選手たち。大沼綾子選手の背中も苦しそう。 ヒロインインタビューは若浦貴子選手。強力な攻撃でチームを勝利に導いた。 写真左:ヒロインインタビュー中のシーガルズ若浦貴子選手 応援団にお礼の挨拶が終わったあと、体育館の隅で反省会を催す(?)日立佐和の選手たち 今日のポイントは、なんと言ってもシーガルズのトスとブロックにあったと思う。日立佐和のブロック陣はシーガルズのセッター岡野弘子選手のトスに振り回され、フリーでスパイクを打ち込まれる場面も何度もあった。 また、確実にブロックでワンタッチし、レシーブしてくる。特に大沼綾子選手は完全に押さえ込まれてしまった。日立佐和は元々絶対的な攻撃力を持っていないので、こうなると攻撃が全くできなくなってしまう。バックアタックという選択肢が無いのも苦しい。 これまで、日立佐和は身長の高い、攻撃力のあるチームを苦手とするのかなと思っていたが、どうやらブロックのうまいチームが苦手のようです。そして、うまくいかないと益々弱気になってしまうアタック。 負けるときは大抵、フェイントが多くなります。それも、強打すると思わせてフェイントなら効果的なのだが、「あ、フェイントがくるな」とわかってしまうフェイントが多い。 それから、昨日はアタッカーにトスを上げると見せかけて、相手コートエンドラインぎりぎりにオーバーハンドパスで球を落とした板橋選手の攻撃が今日も1本だけあったが、拾われてしまった。 苦しいときは何をやってもうまくいかない事もあります。次週までに是非立て直して頑張ってほしい。 |