ぶどうの作り方 |
温室ぶどうについて知っていただく前に、そもそもぶどうはどうやってできるのか、ご説明しましょう。百姓のおっちゃんたちが、どれほど丹誠込めてぶどうを作っているか、少しでも興味を持っていただければ幸いです。 |
[だいさんからの説明] |
まず、年末からお正月にかけて『施肥』と『剪定作業』を行います。
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春になると新芽が出てきますが、葉が10枚くらい出てきたところで、デラウェアやキングデラなどは、『種なしぶどう』にするための1回目の『ジベレリン処理』を行います。
それから10日ほど経ったら、今度は房を大きくするための2回目の『ジベレリン処理』を行うのです。 デラウェアとキングデラとでは、処理の時期やジベレリンの濃度に多少の違いはありますが、専門的なことですので、ここでは省略します。 |
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やがて、房ができ、着粒すると、玉張りが充分できるよう粒を間引きする『摘粒』という作業を行います。すべての房を一粒一粒、丹念に見て回るわけですから、これは大変な作業です。 |
あとは、房の成長に合わせて、一房ごとに『傘掛け』を行っていきます。 |
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そうして、ぶどうの粒が水分を含み、真っ赤に色づいたら、ようやく消費者のみなさんにお届けすることができる、というわけです。 |
このように梱包して、みなさまのお宅へお届けします。 どうです?鮮やかな色合いでしょう? (これは、キングデラ・巨峰・多摩ゆたかの詰め合わせです。2キログラム入りで、概ね7〜8房になります。) |
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房の大きい巨峰やロザリオビアンコなどについても、概ねこれに準じた作業です。 |
詳しく説明しようとすると、どうしても専門的になってしまいますので、興味をお持ちになった方へは、メールなどでご説明させていただきたいと思っております。 |
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