久保田オーナーのダイエット食のコーナー!
動機→成り行き
(オーナー談)実は8年前の夏シーズンに突入した直後、私の身に恐ろしい病魔が襲いかかっていたのでした…
それは、自覚症状の乏しい『糖尿病』です。
自覚症状が無いまま進行していくと、(合併症で)失明したり、足を切断したりと中々侮れない病魔です。

 私が奇跡的に病気の初期段階で気づいたのは、おっ母さんのおかげであります(o^-')b
何故なら、普段の私の言動や振る舞いなどから
(おっ母さん談)『オーナー、騙されたと思ってこの試験紙使ってみて』
と、女性が妊娠時に試す試験紙(尿内の血糖や蛋白質を計る)でした。
『だってオーナー、最近たいした運動量でもないのにベッドメイク中、ゼィゼィ・ハァハァ苦しそうだし、
水を飲む量もただ事じゃないって思ったから』

 そんな病気に罹る分けないって信じていた(誰でもそう!)私は、そんな進言など無視していましたが、でも
やっぱり階段昇るのも辛いし、マグカップが一日中手放せなくなっていることに気が付いたのは夏のシーズン
が始まる直前でした。おっ母さんには内緒でトイレで試験紙を使ってみると、その結果に目の前の視野が
スーッと狭くなるのが分りました。冷たい汗…絶望感…まさか自分が…何かの間違いだろう…2回計って2回とも
明らかでした。

 そんな自分が病院を訪れたのは、8年前の7月23日。そうです、とっくにシーズンに突入していたのです!
そんな私に医師は『このまま入院です。そうですね、最低1ヶ月入院してもらいます』いとも簡単に言ってくれる
ではありませんか!

『そんな先生!ペンションの仕事があるので無理です。』

『では、半月?』
『無理です!』

『う〜ん…1週間?』
『とんでもない!』
『では何日なら居られますか?』

なんだか、買い物の値切り交渉のように思えてきました…

『26日に予約の大学のゼミ合宿の送迎が12:00にしなきゃいけないので、退院は午前中早い時間でお願いします』
・・・で3泊4日(?)間の破格とも言うべき短い教育入院が決定したのでした。
入院
 とにかく、おっ母さんに電話して入院に必要なものを持ってきてもらうことになりました。
ですが、先にも書きましたがすでにシーズン真っ只中!おいそれとペンションを空にする訳にもいきません。
娘に留守を頼んで、おっ母さんが病院に駆けつけたのは、夜の8時過ぎ…看護士さんが気を遣ってくださり
人間ドッグ用の簡易パジャマを貸してくれ、私は何もすることが無くベッドでごろ寝しておりました。
食事療法
 入院時、77kgもあった体重をとにかく減らす方針で衛生士による食事指導や食事直前に摂取するインスリン注射の指導を3日間受けました。
そして、何と!退院時の体重が73s!3日間で4sも痩せたのです。
退院後の生活
 とにかく、おっ母さんには感謝感謝で<脚を向けて寝られない>くらい感謝しております(*^_^*)

私の一日のカロリー摂取量が決まっており、1,800kcalしか摂れません。
(大体の目安は、コンビニ弁当一つが約1,200〜1,500kcal)
栄養表から割り出して、概ねのkcalを算出し、それを80kcalを数字1点に換算し…
一つ、ノートから抜粋してご覧いただきましょう。
-----------------2004年9月28(火)----------------------
 夕食:表3 豆腐のみそ汁              
…0.2点(16kcal)
     表3 ししゃも(4尾)              
…2.0点(160kcal)
     表3 ウィンナ1本               
…1.0点(80kcal)
     表1 五穀のご飯               
…3.0点(240kcal)
     表1 マカロニサラダ             
…0.6点(48kcal)
     表6 野菜サラダ               
…0.3点(24kcal)
     表6 中華スープ               
…0.1点(8kcal)
     表6 焼きナス                 
…0.1点(8kcal)
     表6 ブロッコリー、さつまいも        
…0.1点(8kcal)
     表2 梨(1/2ケ)                
…1.0点(80kcal)
              合計    8.4点=
672kcal
-------------------------------------------------------
 ※表1とか3というのは食品を6つのグループに分けた分類名です。
 例えば、表3というのは鶏卵や魚肉などのタンパク質を多く含む食品を指します。


 毎食、毎食ノートを細かく付けて摂取kcalをオーバーすることなくとにかく夏のハイシーズンを乗り切りました!

始めの内は、空腹で目が回ることもしばしば…ペンション業はお客様におやすみなさいを言ってからも膨大な仕事が待っています

 簡単なダイニングの掃除…
 使用後のグラスの片付け…
 翌朝のテーブルセッティング…
 お風呂洗い…
 朝食の仕込み…
 チェックアウトされるお客様の伝票作成…
 翌日の宿泊客の確認…
 本日成立した予約客への確認書作成…
 そして、すべて終わったら1時!

 急いでシャワー浴びて余計に目が回りそのままグゥ〜…で目が覚めたらもう朝!
退院後の生活-その2-
 何か、ダイエットの話なのか糖尿病の話なのかちょっとピントがずれてますが、気にしないでください(*^_^*)

 人は、何かに脅かされないと決断できない生き物なんです…悔しいですが(^_^;)

 1ヶ月に1度、主治医に会いに行きます(通常、定期診察と呼ばれています)。
8月を飛ばして9月初旬に退院後初めて会いに行くと、主治医(何とうら若き女医さんなのだ)は私をうんと褒めてくれたのです!
体重も70sを割り血糖値も下がり、何と言っても中性脂肪の激減ヘモグロビンA1c健康体の値より優れていたためです。

 学会に報告させてほしいとか、私の患者さんの中では一番優等生だとか、もう褒めまくり!

 そうか、これなんだな!って思いました。

医は仁術。
悪い所を見つけ、切ったり薬を投与するだけが医師ではないのですね。
こんなに褒め殺されては患者としては、もっと頑張らなきゃおれません!

 次の1ヶ月でさらに体重を5s落とした私は、またまた美人女医さんに褒められ天に昇っていたっけ…(*^_^*)
糖尿病の功罪
 もちろん、この私の病気は悲しいかな、正確に言うと<完治>することは無い病気です。

一生、インスリン注射器とは共にすることでしょう。
でも、この病気のおかげで、自分の身体のことがよく理解できたし、また以前
よりも身体の調子が良いのです。(決して強がりなんかじゃありません!)

 発病の1年前からタバコと縁を切り、体重を17s落としたら走ることが出来るようになったのです。
階段を昇るのが楽しくなったんです。3階分昇ってもまったく息が切れません。
ベッドメイクをしていても部屋から部屋へと飛んでいけます。

 あっ!そうそう。忘れていました。
食事療法だけでは体重は絶対に減らないんです。
自分の場合は、食事療法+運動です。

一日、3時間かけて7〜10km歩き続けました。
とは言っても毎日歩くのは無理でした。

3日続けて、1日休む。
雨降りの日は、基本的に休み。
視界が狭くなる日に車に轢かれるのは御免被りたいですから…。(*^_^*)
(ここ八ヶ岳では、歩道という代物がほとんど存在しません。ですから、常に交通事故の危険にさらされているんです)
 健康な身体に帰った上に、お洒落を楽しめるようになったことも大きな収穫(?)です!
それまでは、衣料品を買いに出かけても着られる物は<LL>以上のサイズのものしか無かった。
そして、このサイズではお洒落とは程遠い“ダサい”ものしか無い。

それが、何と学生時代に着ていた<M>サイズが余裕で着られるのだ!
そして、<M>サイズには充分お洒落を楽しめるだけのデザインのものがあったのである!

 何と、ウェストも<98cm>だったのが<74cm>!!驚異的な数字だと思いません?
自分でも信じられない程の“若返り”です(*^_^*)
本当に強がりじゃなく、今では糖尿病に感謝さえしています。神様にも感謝しています。
もちろん、おっ母さんには特に一番!

最後に一言…

現在糖尿病を患っている方へ:、糖尿病患者(特にインスリン注射が必要な患者)は宿泊も含めて外食の際のインスリン注射がけっこう不便ですね。

私は、最近堂々とテーブルの上で注射セットを広げて粛々と(?)摂取しますが、みなさん如何ですか?
堂々とやりましょうよ!理解してくれるお店も増えてきていますし。

 特に、ペンション白い仔馬は大歓迎ですよ。堂々とテーブルで注射してください。
なんなら“連れ注”ご一緒しますよ(*^_^*)

日本人の成人人口の1/5が糖尿病患者あるいは予備軍と言われています。
はばかる事等、無用ですぞ!

糖尿病は、ある意味身体を以前に増して健康にしてくれる病いであると私は考える。

みなさん、頑張りましょうよ!

 

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