2002年プルサーマルに関する質問と回答の議事録

(494番)質問。(議長)はい二階の方どうぞ。
(494番)494番。ずっと株主総会の運営を見てますけど、毎年同じようにMOX燃
料については、取締役会一致で推進しますと言う話だけどもなかなかその説明の内容と言
うのが具体化されておりません。そこで3つ質問させて戴きます。一つは先程来出ていま
す、福島県知事の発言があるにもかかわらず、今回の定検でMOX燃料を装荷すると発表
されちゃっているわけですけど、それは福島県知事の事前了解を得られたかどうかわかり
ませんけれど事前了解を得て発表しているのかどうなのか、もし得ていなければなぜそん
なことしたのかその点について質問したいと思います。それから二つ目です。二つ目で南
社長が先程MOX燃料プルサーマル計画を推進するには、プルトニウムを消費するためだ
と言うふうに言われています。2年前の株主総会においても、2010年までに回収した
プルトニウムは全部処理するそういう計画であると言うふうに言っとるのですが、事前質
問で質問に対して新規のMOX燃料の契約は持ちたくない。来年度のMOX燃料の加工契
約は、加工計画も無い。どうやって2010年までの間ににプルトニウムを現在貯蔵され
ちゃってるプルトニウムを具体的に処理するのか全くこんなような計画が具体性が無い所
で進めますよ進めますよと言うんじゃそれは全く■■ですからやるんだったら腰を据えて
きちんとやるように計画をちゃんと示して下さい。それから三つ目なんですが、これも事
前質問ないしや毎回株主総会で質問しております。MOX燃料の要するに経済性の問題で
す。これについて私は対比の問題として一体いつになるのかと言うような、事前質問をし
ていますがこれも答えていない、いったいどう言うふうに言ったら答えるのですか。株主
に対してですね、質問を要するに質問で説明するのにこれだけの事をやればこれだけの事
の効果があって儲かるんだ、と言うような話を先程来ずっと出てますが、これは本当にテ
ィスクローズの問題として、やらない限り責任の問題になってくる訳です。そこで今回の
提案の定款の変更の中で、役員会の責任を役員の責任を免除する条項を質問を取らないや
りかたで強硬的に上げてしまいました。こうやって責任は取らない。説明はしない。こう
言うことだとどう言う会社が出来るのか、それは株価自体が下がるのは当たり前です。(
拍手)先程株主提案者からされている提案の方がよっぽど、経営的な方針がきちっと決ま
っています。以上3つの事を具体的に説明願いたい。(やじ)もう一回説明するようにと
言わない様に、説明を具体的にお願いしたい。特に榎本さん先程来全然回答になっていま
せん。ははは(笑い)
(議長)榎本さんお願いします。(やじ)頑張れ!
(榎本)3点のご質問にお答えします。1点は、先程のお答えしたとおりでありまして、
私共は今回の定検計画書にMOXの項目を入れましたのは、私共と致しましては、発電所
周辺の地域の方々からもMOXについてご支援を戴いて私共も数年にわたって理解活動を
やって参りました、等を踏まえまして希望を述べさせてもらいます。ただし、先程申しま
したように、知事が福島県の政策検討会でご説明をさせて戴いて十分にご理解を戴くと言
う事が前提となっていることをはっきりと述べさせて戴きます。(提案側不規則発言)そ
れじゃ説明すればいいて事になっちゃうじゅない?(榎本)2番目はMOXの計画でござ
いますが、いまご指摘がありましたように数年前に当初計画した■■にMOXの装荷が遅
れておりますので、多少遅れ気味と言う事は言えると思いますけれども、今後のMOXの
バランスにつきましては、これは海外の再処理計画、それからMOXの製造計画、それか
らプルトニウムを使用する研究開発の進捗状況あるいはMOXの設計、MOX設計によっ
てMOXの価格、棒も変わってきますが、そういった設計、(提案側やじ)そんなこと聞
いてるんじゃ無いよ(榎本)によっていろいろ変わってまいります。いずれにしましても
一番重要なのは、MOXの(やじ)(議長)お静かに願います。(榎本)ご理解を得て早
く推進する事が一番重要だと認識しておりまして、これに最大限の努力を傾注したいと思
っております。(拍手)それから3番目のMOXの経済性につきましては、(提案側)計
画を示せ。(議長)お静かに願います。(榎本)先程から申しましたようにMOXの、8
00トンから出て参りますプルトニウムをMOXにして使用いたしましたといたしまして
も原子力は経済性を失っていないと言う経済・通産省の■■(提案側)もうけが減るだろ
う。(榎本)全く我々の試算でもそう■■。(提案側)自分たちの試算を示せ。費用対効
果は。(拍手)何も答えていないじゃないか。試算を示せ。
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