2001年アフリカ皆既日食

 2001年6月21日に南アフリカのアンゴラからマダガスカルにかけて皆既日食が起
りました。私はザンビアのルサカで観測するツアーに参加しました。
 

       
 香港経由で南アフリカのヨハネスブルグに入り、ジンバブエのビクトリアの滝を経由し
て、ザンビアのルサカに到着しました。ビクトリアの滝からルサカまではチャーター機で
移動しました。機体の都合で写真のようなセスナ機になってしまいました。

  
 皆既日食の始まりのダイアモンドリングから終わりのダイアモンドリングまで。300
mmの望遠レンズにて撮影。ASA100のネガフィルム使用。写真をクリックすると大
きくなります。ダイアモンドリングは、1000分の1秒露出。

 小山田氏撮影

 
 ルサカのホテルの庭の日食の観測風景と木漏れ日が部分日食になっている様子。
 誠報社ツアー全員、約80名がここで観測しました。

        ジンバブエ・ビクトリアの滝観光
 ルサカでの日食観測の前後の2泊はビクトリアの滝に宿泊して観光しました。

 
 ビクトリアの滝のホテル

 
  ビクトリアの滝と滝にかかる虹

 
 滝の上流、ザンベジ川サンセットクルーにて

 
 ホテルの庭で撮影した南十字星。日食の翌日にはリニア彗星を(2001A2)撮影した。

 元朝日新聞記者武部ご夫妻と
 1992年8月5日の「今年は、きょうが旧暦の七夕にあたる。」と言う書き出しで始
まる朝日新聞の「天声人語」には、環境庁の全国星空継続観察により大都市の3分の2で
天の川が確認できない事やその原因が照明による光害による事や、美星町の光害防止条例
の事が紹介されていました。そして大友の名前入りで星空を守る会の光害通信のことが紹
介されています。新聞の1面に名前が出る事は、よほど悪い事をしないか、金メダルでも
取らないと不可能と思っていたので、非常に光栄な事でした。ちょうどその紙面には、嬉
しい事に、バルセロナオリンピックで岩崎恭子ちゃんが金メダルを取った記事がカラー写
真入りで出ています。この記事は、武部さんが科学部長当事に書いたそうです。この天声
人語が出る前に武部さんから電話で取材を受けましたが、お会いするのはこの日食ツアー
が初めてでした。しかも偶然に!

 帰りに記念写真の撮影
 日食の帰りにヨハネスブルクの空港で、誠報社ツアーAコースのメンバー16名全員で
記念撮影をしました。この後地獄の帰路が待っていました。
 写真は、小山田さん提供。撮影は添乗員さんです。みなさんおつかれ様!

アフリカ皆既日食報告会
 8月19日、新宿の工学院大学で日食情報センター主催のアフリカ皆既日食報告会が開
催されました。まず辻村さんから日本人の日食旅行者数などが発表されました。約800
名の方がアフリカへ行ったそうで、主な観測地はルサカとジンバブエが何ヶ所かと、マダ
ガスカル等でした。そして曇ったところはありませんでした。その後各発表者から日食の
写真の画像処理やすばらしいビデオが紹介されました。大友はそれらのすばらしさにショ
ックを受け石井さんが販売していた画像処理したすばらしい写真を購入しました。今回ル
サカの日本大使館で観測したチームは、日本の科学技術館と結んでインターネット中継を
しました。その目的は、日本にいる人達に皆既日食の臨場感をいかに伝えるかという目的
だそうです。皆既日食の臨場感は、実際に行かなきゃわからない!私はそう思う。
 8月19日の日食報告会で発表された、皆既日食のすばらしい写真にリンクを張りまし
た。撮影は国立天文台のアマチュア天体写真家・福島氏です。撮影地はルサカ空港です。
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