特別展・企画展

企画展・特別展のお知らせ

企画展「JomonCollection―甲州市―」

■会期 令和6年1月31日(水)~5月27日(月) ※3月20日(祝日)は開館、翌3月21日(木)は休館となります。
■会場:釈迦堂遺跡博物館 企画展示室
■主催:釈迦堂遺跡博物館 ■共催:甲州市教育委員会
■会場:釈迦堂遺跡博物館 企画展示室
■入館料: 一般・大学生400円、小中高生200円
■開館時間:午前9時~午後5時(入館は午後4:30まで)

 釈迦堂遺跡博物館では、日本遺産「星降る中部高地の縄文世界」の構成文化財や地域の特徴的な縄文時代の資料を企画展シリーズJomon Collectionとして展示いたします。今回は宮之上遺跡をはじめとした甲州市教育委員会が所蔵する様々な造形をもった個性豊かな土偶を80点以上展示いたします。
 また、甲州市では全国的に見ても珍しく、水晶を石器に加工していた遺跡が発掘されており、展示をとおして宝飾加工で知られる現在の山梨県の技術と重なる部分に思いを巡らせていただければと思います。

 

【ギャラリートーク】 

当館担当学芸員が、甲州市の縄文時代について展示室の資料を見ながらお話ししていく、ギャラリートークを開催いたします。
■日時 2月18日(日)午前11時から午前12時(定員20名)
■事前申し込み 電話受付 期間 1月31日~2月12日まで
        TEL 0553-47-3333

【写真】上【土偶】宮之上遺跡 ・下左【水晶原石・石器】乙木田遺跡 ・下右【土偶】宮之上遺跡

 

 

(同時開催)「なが山房子作品展―縄文歳彩―」

■会期 令和6年1月31日(水)~5月27日(月)※祝日の翌日休館の内容は同上。
■会場 釈迦堂遺跡博物館 1階エントランスホール

笛吹市内在住のアーティストのなが山房子氏のご協力を賜り、なが山房子作品展「縄文歳彩」を開催いたします。縄文土器や土偶などから得たインスピレーションを華やかに開花させたような作品たちを是非ご覧ください。

【トークイベント】 

なが山房子氏と映画「縄文にハマる人々」を監督した山岡信貴氏をゲストにお呼びし、作品の制作秘話や見どころなどについてお話しいただく、トークイベントを開催いたします。
■日時 3月10日(日)

    午後1時から午後2時(定員25名)
■事前申し込み 電話受付 

    期間 2月19日~3月4日まで

 

 

 

 

<なが山房子 略歴>
1962年栃木県宇都宮市生まれ。身近な昆虫や花の絵を描くのが大好きな幼少期を送る。
山梨県笛吹市に在住し、中部高地の縄文世界に魅了され、日本各地の縄文遺跡や博物館を
訪ねて、土器や土偶のデッサンを楽しみ、絵を描く。
2023年より「縄文まんだらあーと」の作品制作に取り組む。
今展では、2023年に描いた12枚の大作を一挙公開。

 

 

<山岡 信貴 略歴>
1965年大阪府大阪市生まれ。同志社大学工学部卒業。IMAGICAにおいて劇映画のポストプロダクション
業務と平行して、1993年に16ミリ初長編映画「PICKLED PUNK」を製作。
同作品はぴあフィルムフェスティバルにて審査員特別賞を受賞後、ベルリン映画祭ほか多数の映画祭
に招待上映される。以後も実験的なスタイルを貫きながら定期的に作品を発表し続けている。
【長編監督作品】
1993年「PICKLED PUNK」ベルリン国際映画祭他正式招待作品、1997年「Zeki, Florian and Kelly!」
マドリッド国際映画祭他正式招待作品2000年「PIG'S INFERNO」リオデジャネイロ国際映画祭他正式招待作品
2005年「ソラノ」シンガポール国際映画祭他正式招待作品、2005年「天然性侵略と模造愛」プサン国際映画祭他正式招待作品
2010年「死なない子供、荒川修作」、2018年「縄文にハマる人々」、2019年「トゥレップ〜『海獣の子供』を探して〜」
2022年「アートなんかいらない!」

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