株式投資日記2004年1・2月号
日記の中に出てくる投資情報等にもとづく投資の結果については責任を負いかねますの
で自己責任でお願い致します。
2003年12月号へ
鳥インフルエンザでたまごインフレへ
2月の株価は、最終売買日の27日、あっけなく11000円を回復して終わってしま
いました。もう一度下落するのではと、期待していたのに押し目待ちに押し目なしの展開
で終わりました。来週の株価がいよいよ予想がつかなくなってきました。そしてこの週末
は来週の展開をあれこれと予想することになりました。28日土曜日は、2月としては暖
かい日となりました。そして大泉の畑に農作業に行きました。途中道端に売りペンション
の捨て看板がありました。築18年・敷地450坪・駅から650m・3250万円と言
う内容です。もしかしてと思いました。ちょうど18年前の今頃ハレー彗星が接近してき
ていました。私はその後清里に移り住んだのですが、それまでは、大泉村の畑を借りて天
体観測所を建てていました。ところがすぐ近くに突然ペンションが建ち始めました。それ
がそのペンションでした。その時は、そのオーナーと親しくなるとは思ってもみませんで
した。そのペンションは、天文ガイドに広告を出していたお馴染みのところです。「流星
パック」と称して、2泊3食付で10000円の格安料金で天文ファンに宿を提供してい
ました。そして夜中までお客さんの星見に付き合っていたようです。50cmの望遠鏡も
導入したり、隣接する土地を買ったりして経営は順調の様でした。ところが数年前の事で
す。突然喪中のはがきが来ました。オーナーが亡くなったのです。私と同じ42歳でした。
病死だったようです。働きすぎだったのでしょうか?今となっては昔の思い出ですが、清
里へ着たばかりの頃良くオーナーと長坂の銀行でばったりと出会いました。しかも融資の
窓口で担当行員が同じだったのでした。山梨県内で唯一の地方銀行である山梨中央銀行の
Tさんは私に助言をしました。「医は仁術では無く算術です。」冗談だとは思いましたが、
少しいやに思いました。しかし今になって思えば的を得た意見でした。どんな企業でも経
営的に安定していなければ良いサービスや商品を提供出来ないと言う事で、決して悪いこ
とでは無かったのでした。
今日もテレビの報道で、養鶏場の経営者を攻め立てるインタビューが放送されていまし
た。感染の報告が遅れたことはいけない事ですが、経営者としての判断を責められるだろ
うか?そして人間は地球上で勝手な事をする生き物だろうかと悲しくなりました。自分た
ちの都合で鶏を狭い檻に閉じ込めて最後は惨殺するのです。
今日は、彗星の写真を取るために早めに農作業を切り上げて、近くのスーパーへ買い物
に行きました。毎週土曜日はたまごの特売日です。今日はいつもよりも更に安く78円で
した。家へ帰ったら何と妻もたまごを買って来ました。焼き鳥も買ってきました。特売だ
ったのでした。今のたまごの価格は異常な状態で長くは続かないと思います。やがては元
の値段に戻るでしょう。いや鶏の健康が保障される値段になることを願っています。
一日限りの特売品、お一人様1点限り(ライブドアの野望Part3)
2月26日木曜日は午後はずっと株価を追いかけていました。そして一昨日急落して、
昨日少し上昇した株価は今日大きく上昇に転じました。今回の下落は少しで終わってしま
いました。そして一昨日買い戻したオリンパスは、再び2200円台に上昇したので売り
ました。そして昨日はライブドアがストップ安の2620円で寄り付きました。そして予
定通り買いました。ところが午後買い増ししようかと迷っていたら再び売り注文が増えて
きて最後は、買いの何倍もの売り注文を残して終わりました。そして翌日はたぶん250
0円以下まで下落するだろう。そうしたら買い増ししようと期待していました。ところが
何と昨日より上昇してしまいました。そしてその上昇があまりにも急激だったので、昨日
買った一部(50株)を売ってしまいました。明日下がったら買い戻せば良いと単純に考
えたからです。ところが午後さらに上昇して3020円のストップ高で終わってしまいま
した。どうも会社から発表があったようです。12chのクロージングベルで「ライブド
アが日本グローバル証券をTOBで買収すると発表した。」と報道しました。後で株式掲
示板を見て総合的に判断するとこのようになります。ライブドアがe−bankを買収す
れば、証券会社に資金を貸し付けて運用することが出来ます。例えば無期限信用取引の原
資とすることが出来ます。少ないリスクで高い利回りが得られます。日本グローバル証券
は、日興コーディアル系のネット証券です。他にも何故か日興ビーンズ証券があります。
今回日興の持ち株3割をライブドアに売るそうです。そしてライブドアの持ち株比率を5
割り以上にするそうです。こうする事により、取締役の人事もライブドアが握ることにな
り、日興は手を汚さずにリストラが達成出来ます。日本の企業はリストラ一つにしても回
りくどい方法を取るものです。それだけ相手もしぶといのでしょうか?会社で自分の居場
所を確保しながら生き残る知恵を高めてきた人たちなのです。このような人たちが今の日
本経済を低迷させた張本人です。そして注目のe−bankの松尾社長ですが、私の今後
の予想はこうです。先日総会で承認された増資は行われるでしょう。たぶん松尾氏出身の
伊藤忠商事が引き受けることになると思います。そしてライブドアが権限を失います。も
しこのときライブドアの株が売られれば買いのチャンスです。迷わず買って下さい。その
後しばらくしてからTOBでライブドアが伊藤忠商事からe−bankの株を買うと思い
ます。そしてめでたく松尾氏のサラリーマン人生にピリオドが打たれます。何かやな気分
ですが、こうならなければ日本の経済は甦らないのです。
市場が終わってから夕方にかけて、高根町保健センターにトレーニングに行きました。
いつも平日は貸切です。この施設が年金で造られていると思うと恐ろしくなりますが、こ
れも日本の現実です。でも年金は国民の義務ですから払いましょう。その後スーパーに買
い物に行きました。ポン酢醤油を切らしていたからです。チラシを見たら一日限りの特売
品148円お一人様1点限りでした。何とラッキーでしょうか?ライブドアを売ってしま
って悶々とした気分が晴れました。そういえば昨日のライブドアの株は1日限りの特売品
でした。しかもいくらでも無制限に買えました。そして今期間限定の特売品がJR西日本
株です。3月11日の売り出し以降は上昇すると思います。
今日の夜はライトダウン韮崎の会議が予定されていましたが、今回は欠席しました。来
年度のライトダウン甲府バレーの体制がまだ確定していないからです。昨年の報告集もま
だ未完成です。誰かが原稿を書いていないようです。何故科学館は催促しないのでしょう
か?私はとっくに原稿を送っているのにいったいいつ完成するのですか?
母からの電話
2月24日の株式市場は昨日とはうってかわって大幅に下落してしまいました。今年に
入って最大の下げ幅となってしまいました。昨日のオリンパス等の利益確定売りは大正解
となりました。大きく下落したところを買い戻すことが出来ました。しかも下値は105
00円を確信しているので安心して買い戻すことが出来ました。
夜、久しぶりに母から電話がありました。友人の歯の治療に関する相談でした。都内の
ある有名歯科医に受診して、治療についての見積書をもらって来てその内容に関する相談
を受けたということでした。何と高級外車一台分の治療費です。もしこんな高い治療費を
請求出来たら1年間遊んで暮らせると思いました。明らかにぼったくり歯科医だと思いま
した。他の歯科医を受診するように薦めました。私が先日治療を受けた後輩の歯科医院を
紹介するとも付け加えました。患者さんの考えの根底にはどうも「高い治療費=良い治療」
と言う誤った考えが根付いているように思いました。その原因は、患者さんには治療内容
が良く見えないからだと思います。しかし基本的には日本の制度では、安い保健診療でも
十分に満足の行く結果が得られるようになっています。しかも欧米の国に比べて約5分の
一の料金だそうです。私が以前相談を受けたケースにこんな事がありました。山梨県外な
のですが、100万円で上あごの総入れ歯を入れたのに1年で壊れてしまったそうです。
しかもその修理に30万円かかるといわれたそうです。私ならこの時点で怒りが爆発して
しまうと思いますが、優しい患者さんもいるのです。良く聞くと入れ歯の内容がほとんど
保健の歯と同じでした。違いは保健より少し高い陶歯を使っている事です。原価はほんの
何百円の違いかも知れません。基本的には、保険外診療は歯科医と患者との合意の上に行
われればどんなに高い料金でも自由です。ちなみに清里歯科医院では、100万円等と言
う高い料金設定がありません。いちばん高い義歯でも18万円のチタン義歯です。原価は
?万円の高級品です。しかしほとんどの患者さんが、負担金何千円かの保健です。それで
も何年経過してもぴったりだそうです。型取りを2回行っているからです。
ここからが本題なのですが、株式投資でも「高い株価=良い会社」と言う誤った認識が
まかり通っているようです。高い株価の会社には人気が集まりますます株価が高くなり、
どんなに業績が良くても安い株価の会社は不人気です。その原因は会社の経営内容が投資
家に良く見えてこないからだと思われます。ところで、経営内容を社長日記で暴露してい
るライブドアは連日のストップ安で値がつかない状態ですが、そろそろ結果が出そうです。
後日報告します。
電話の最後に母は不満を漏らしました。なかなか株価が上がらないのでイライラしてい
るようです。少しあがったところで売って下がったら買い戻したいと言い出しました。毎
日上がったり下がったりするのでそう思ったようです。実は父がADSLとIP電話を取
り付けることにしました。それによりネット環境が向上するからです。期日のある信用取
引ならば短期で回す必要もありますが、現物なのでじっと待つように強く言い聞かせまし
た。「4月になれば大きく上がるよ」と言うと母は「いつもそう言ってあがったためしが
無いじゃない」と言いました。しかし実際は私が薦めたどの株も上がっているのです。皆
さんは、過去に薦めた株の結果はどうでしたか?
急激な円安
2月23日の週明けの東京株式市場は、先週週末からの急激な円安の流れを受けて、自
動車等の輸出関連の銘柄を中心に上昇して始まり久しぶりに10800円を上回って終わ
りました。上昇が急激で、2月9日からかなり上昇して来たので、ここは利食い売りのタ
イミングだと思いました。オリンパスは2200円を回復したので、すぐ買い戻すつもり
で一旦利食い売りしました。次の下落はそう大きくはなさそうです。日経平均株価の週足
チャートを見ると25週と5週の両移動平均線が共に10500円付近で接近しています。
そして今後5週移動平均線が25週移動平均線を下回らなければ、株価が最高値を更新す
る可能性が高まってきました。たぶん次の安値は10500円、そこから最高値1150
0円を取りに行くと考えられます。現在の市場環境はそれを裏付ける状態になってきまし
た。2月は円高の影響で外国人投資家の買いが少なくなっていました。また、銀行などの
持ち合い解消売りなどで上値が重い展開になっていました。ところが今回の急激な円安に
より再び外国人投資家の買いが増える可能性が出てきました。持ち合い解消売りの無くな
る4月以降は上昇の可能性が高いと考えられます。そしてその転換点となるのがJR西日
本株の売出しです。3月11日に売出しが終了すれば、新生銀行の上場と共に市場の需給
関係を悪化させていた要因が取り除かれるからです。いよいよ日本の株式市場に春が来ま
す。3月は最後の買い場となりますので皆さんのご健闘をお祈りしています。
2・8の会開催
2月21日、大泉村の八ヶ岳ロイヤルホテルで開催されました。近くなのにこの場所を
訪れるのは昨年の9月以来の事です。以前は時々食事に来ていたのですが、最近シェフが
代わってから味が落ちたので敬遠していました。2・8の会は毎年2月に行われますが、
飲兵衛の集まりなので質より酒の量と言う事で民宿などで開催されていました。今回は宴
会料理の一泊2食にビールとワインと地酒谷桜のチャンポンで一人税込みで12000円
の安い料金でした。民宿よりも安い料金です。聞くところによると、このホテルはトヨタ
などの大企業と保養所の契約を結んでいて数千円の安い料金で利用できるそうです。今日
は満室に近い状態でした。温泉大浴場も人が多くてお湯がぬるくなっていました。2月の
清里ではペンションは週末でも宿泊客はほとんどありません。東京へ出稼ぎに行っている
人もいます。そんな中でこのホテルは一人勝ちの状態です。
ロイヤルホテルは、大和ハウス工業の子会社です。昨年12chのオープニングベルに
社長が登場して経営について話をしました。グループ子会社の中で唯一赤字だったホテル
事業の黒字化について説明しました。昨年特別損失を計上して不動産の簿価を下げたそう
です。それにより減価償却費が低減され黒字化が達成できるそうです。また社長は「駄目
な社員などはいない。いかにやる気を引き出すか!」と話していました。そんな会社の経
営方針がこのホテルの強さだと思いました。一方で最近の著書に「年収300万円時代・
・・」と言うのを見かけますが、そんな時代がこの経営を可能にしたのかも知れません。
いずれにしても八ヶ岳に本当の春が来るのはずっと先のようです。本当の春は何時来るの
でしょうか?
新生銀行上場
2月19日、新生銀行が上場しました。破綻した長銀を買い取った、投資会社リップル
ウッドがその一部の持ち株を売却しました。売り出し価格525円でしたが、今日の初値
は何と872円でした。そして終値は、827円でした。したがって今回、売り出し価格
で買って今日売った場合1単位で30万円以上の儲けになりました。残念ながら私は申し
込んでいませんでした。税金をつぎ込んでしまったリスクの無い銀行には、興味はありま
せんでした。やはり株式投資はリスクに対する報酬だと思います。だから今回儲けた人は
運が良かっただけだと思います。そして今日の株式市場は閑散としていました。資金の多
くが新生銀行に向かったからだと思います。新生銀行は何と2億5000万株の商いがあ
りました。発行済み株式の8分の1が取り引きされた計算になります。2000億円以上
の金額になります。一方で今日賑わった銘柄がもう一つありました。それは注目銘柄ライ
ブドアです。ストップ安比例配分で190万株の売り注文を残しました。新株の発行は明
日のはずなのですが、もう売りが出てきました。一部の証券会社では、24日に決済でき
る事を見越して、売り注文を受け付けました。しかしインターネット証券では24日から
が多いようです。ところで先日から話題になっているライブドアとe−Bankとの関係
ですが、18日に双方から記者発表があり本日の日経新聞に掲載されました。双方の言い
分は真っ向から対立しています。提携を解消したいe−Bankと株式公開買い付けも行
うと言っているライブドアとです。ただし提携を解消するためには、ライブドアの持ち株
を買い取る第三者を見つけなければなりませんが、そんな奇特な人がいるでしょうか?し
かも松尾社長に文句も言わない人です。本当に松尾社長は勝手な人だと思います。くしく
も松尾社長はあの破綻した長銀にいたのでした。その後伊藤忠商事を経てこの銀行を設立
しました。今何故新生銀行に残っていないかは解りませんが、必要ない人材だったと考え
れば妥当でしょう。だからe−Bankにも必要ない人と思われます。そして今回ライブ
ドアの株を買うということは、第二のリップルウッドを買う事です。ハイリスクでハイリ
ターンの投資だと思います。もし予定通りe−Bankの経営権を手に入れれば株価が2
万円以上になる可能性がありますが、失敗すれば100円もありえます。だから今回是非
ライブドアの子株買いたいと思います。来週のどこかで寄り付いたらそこが底値でしょう。
そしていつまで持てば売れるかはわかりません。もし値上がりしなければ、堀江社長を信
じてただ待つだけです。株式投資と恋愛はどこか似通ったところがあります。恋愛を始め
るときは永遠に恋人でいたいと思うからです。いつまで恋人でいる予定ですか?と聞くこ
とはナンセンスです。銘柄に惚れても株価に惚れるなと言う意味が理解出来ると思います。
e−BANK臨時株主総会、ライブドアの野望Part2
2月13日e−bankの臨時株主総会が開催されました。議題は新たな第三者割り当
て増資を求める件です。e−bankは、伊藤忠商事が中心となって設立したインターネ
ット決済銀行です。上場はしていませんが株主としては、日立製作所や九州電力などの大
企業が少しづつ出資しています。その中で何故かライブドアが筆頭株主(持ち株比率16
%)になっています。それは昨年の秋増資を引き受けたからです。今回の株主総会に先立
ってe−bankの松尾社長が一方的にライブドアとの提携を解消しました。その経緯に
ついてはライブドアの社長日記に詳しく出ていますので是非読んで下さい。ライブドアの
サイトのblogのところにあります。この社長日記を読むと堀江社長の人柄や経営に対
する考え方が良くわかります。そして是非ライブドアの株を持ちたいと思うようになりま
す。目先の値上がりではなく純粋に応援したくなると思います。ところで松尾社長ですが、
昨年6月に私がこの日記の中で紹介したあるベンチャー企業の経営者とそっくりだと思い
ました。一言で言えば「自分さえ生き残れば会社も社員もどうなっても良い」と言う経営
者です。そして少数株主だけの会社と言う点でも全く同じです。そのベンチャー企業は広
告関係なのですが、今期4年目も赤字のようです。何故なら、その経営者が携わった顧客
が確実に離れて行ってるからです。どうにか大株主から仕事をもらっている状態です。勿
論社員(特に幹部社員)はがんばっていますが補い切れないと思います。2月16日の社
長日記にe−bankの「幹部社員と飲んだ」と言う下りがありますが、思わず笑ってし
まいました。「会社を辞めたいと思う」でも辞めないのですよね!松尾社長が辞めるまで
は!そうでなきゃ今までがんばってきた意味がありません。ライブドアが経営権を握った
あかつきには、とてもいいバンクになると思います。そしてライブドアの株主にも大きな
利益をもたらすでしょう。堀江社長の目指している経営者と株主の関係は、信じ合う家族
や恋人のような関係でしかもそれを取り巻く社員や関係者を全てハッピーにするそんな理
想的な株式市場を目指しているのだと思いました。
e−bankの増資の行く末ですが、もしライブドア以外が全ての増資を引き受けたら
持ち株比率が13.5%に減り権限を失います。しかしいつか経営に行き詰ります。もし
ライブドアが全ての増資を引き受けたら、持ち株比率が40%となり経営権を握ります。
どちらにしても遅かれ早かれ松尾社長の辞任は避けられません。何故なら経営能力が無い
からです。将棋に例えれば、どう駒を進めてもつみが確定しています。
ムーディーズがニチメン・日商岩井の格付けを引き上げ、オリンパスが上昇
2月10日、ニチメン・日商岩井HDが4月から双日HDとして合併すると正式に発表
されました。それを受けてムーディーズが、同社の長期債格付けを3B−に引き上げまし
た。この格付けは、昭和電工と同じです。昭和電工は昨年復配を発表して急上昇しました。
先日UFJ銀行の大口融資先の問題で株価が下落しましたが、このニチメン・日商岩井が
原因でした。統合に伴う損失が予定より多くなると一部の雑誌で報道されたからです。そ
して10日には、430円まで売り込まれてしまいました。旧日商岩井の株価に換算して
43円と倒産寸前の株価です。市場では目先の損失の額で一喜一憂していますが、将来の
会社の収益性を考えれば割安と考えられます。今期の経常利益は350億円で時価総額が
1400億円の同社のPERは僅か4倍だからです。特別損失の処理が終われば1000
円になってもおかしくありません。また同社の株価を50円額面の丸紅と比較すると、丸
紅の株価の10倍2000円でもおかしくありません。まさに昨年の4大銀行と同じ状態
にあります。
一方で、先週業績下方修正で下落したオリンパスはどうなったでしょうか。その後一時
持ち直して、2100円代まで上昇しましたが本日10日には再び下落して1939円に
なってしまいました。そして更に下落しそうな雰囲気で終わりました。もし祭日明けに更
に下落すれば、追証を回避するために安値でも売らなければならなくなる可能性が出てき
ました。ニチメン・日商岩井の格上げが唯一の救いでした。
12日の朝、9時前にオリンパスの株価の気配値が何と300円高のストップ高になっ
ていました。何か発表されたようです。12chのオープニングベルでは、日経新聞に載
った記事の内容を紹介していました。「八王子の開発センター内に10億円かけて腹腔鏡
の技術習得の為の研修施設を着工する。」という事だそうです。オリンパスは、胃カメラ
などの内視鏡のシェアは70%以上ですが、腹腔鏡のシェアはまだ20%程度で、それを
高める予定だそうです。今回の発表でとりあえず更なる下落は回避され2100円で終わ
りました。そして売買高も672万株と1年に一度の大商いでした。市場はオリンパスの
2000円割れは割安と判断したようです。チャートによると25週移動平均線の位置が
2400円付近にあることから、1〜2ヶ月以内にそこまで上昇すると思われます。
ニューヨークウォール街の格言です。「ウォール街では強気も弱気も儲けられるが欲張
りだけは儲けられない。」今回格言の意味が良くわかりました。現在株式市場における信
用取引の買い残高は2兆円を超える高水準にあります。このことが株価の上昇を抑える要
因になっていると懸念されています。一方で私のように目いっぱい欲張って株を買ってい
る立場から見れば、信用買い残高の今の多い状態は当然の結果と言えます。何故なら今の
日本の株価は超割安な水準にあり、50年に一度あるかないかの絶好の買い場だからです。
日経平均株価が昨年の4月の7600円から3000円も上昇しているのにまだ割安なの
か不思議に思う人もいると思います。それは企業業績の急速な回復です。その速度が株価
の上昇を上回っているからです。もう一つの理由は株式需給関係の好転です。銀行などに
よる株式持合いの解消による売りが現在最後の追い込みに入っています。そしてこの3月
で終了します。この4月からは株式市場にすばらしい春が訪れようとしています。そして
3っ目の理由は、これはまだ一部の投資家しか気づいていない最も大切な事柄なのですが。
それは企業の経営者とその人を信じてお金を投資する株主との信頼関係を大切にする新し
い時代の経営者の登場です。次はそのお話です。
有線ブロードがストップ安
2月5日(木)、日経平均株価が10400円付近で低迷している中、有線ブロードが、
大きく下落して、3000円安の20810円まで下落してしまいました。1月22日に
新株が発行され、市場に出回る株数が多くなったのにもかかわらず、あまり下落しません
でした。12月に親株を売ってしまっていたので、持っているのは子株だけでした。片親
だけではかわいそうなので親株を買い戻すことにしました。(実際には親子の区別は無い
のですが)買い戻すとすれば、今日か明日だと思いました。問題は購入資金です。オリン
パスの下落で追証寸前の状態では、現物で買うことは出来ません。今回久しぶりに口座に
入金することになりました。一昨年末以来の入金です。ネット証券では、郵便局のぱるる
の口座から無料で送金出来ます。ただし入金は翌朝になります。午後もストップ安で値が
つかないので、翌朝買うことにしました。3時の取り引き終了時には、何と10万株以上
の売り注文を残して終わりました。その夜の株式掲示板は大賑わいでした。「明日もスト
ップ安」と言う書き込みが大勢を占めていましたが、私は明日の朝寄り付くと確信してい
ました。しかも朝一番が最安値と思っていました。その根拠は子株の権利入札の価格です。
昨年の11月25日、信用取引で買っていた人の子株の権利が強制的に入札に掛けられま
したが、その時の価格が18628円だったからです。この価格を理論的に下回らないと
考えたからです。そして予想は的中しました。朝20000円ちょうどで寄り付き最安値
でした。その後様子を見ていた人たちが次から次へと買い始め、一気に22000円まで
上昇しました。そして売買高が、上場初日に次ぐ大商いの226800株でした。今日は
最高に気分の良い1日でした。予想が当たったからでしょうか?離れ離れになった親子が
再開出来たからでしょうか?春が近くまで来ているのではと感じられる良い日でした。
オリンパスが業績下方修正
2月2日、市場が閉まってからオリンパスが4〜12月期の業績発表をしました。僅か
ですが、予想を下回ってしまったそうです。デジカメの世界の売り上げ増加が鈍化してき
て、各社が来年の収益増加予想を下げていて、オリンパスも例外ではありませんでした。
オリンパスの株価は昨年の8月21日の3080円を天井にして、一本調子で下げ続け
12月10日に2090円の安値をつけました。そこでここが目先の底値だろうというこ
とで新規参入しました。この銘柄の特徴はこの半年の下落トレンドでも300〜400円
の値幅で上下するので、空売りを使わなくても短期の値幅が取れるからです。12月の中
旬から頻繁に売買を繰り返していました。ところが先週の後半から雲行きが怪しくなって
きました。そしてとうとう買値を大きく下回ってしまいました。そして昨日、2200円
まで下落して今度こそ底だろうということで、ナンピン買いすることにしました。先週ミ
サワホームを売って余裕が出たからです。オリンパスは売買単位が1000株なのでやた
らとナンピンは出来ないのですが、ここは思い切りよく行くことにしました。ところが買
った後次から次へと大量の売り物がわいてくるではありませんか。それに対する買いも十
分にありますがやや売りが優勢のようです。そして決算発表の当日を迎えました。売り方
も買い方も明らかに確信を持っているようです。決算発表で目先下落すると思う売り方と
内視鏡の世界シェア70%のオリンパスの今の株価は割安と言う買い方です。
翌朝の株価は何と200円安と下げて始まりました。目先売り方が勝利をおさめました。
8月に高値で買った人の信用の期日が今月来ることなど、悪条件が重なったと考えられま
す。ここで負けを認めたくない自分は、まだ懲りずにナンピン買いすることにしました。
「下手なナンピン怪我のもと」と言う格言がありますが。この続きは来週!
松井証券とライブドアの野望
2月1日、先日株式100分割したエッジが社名変更してライブドアとなりました。ラ
イブドアの堀江社長は、株式分割で株価を数千円にして、「小学生でも株主になれるよう
にしたい」と言っていました。一方で松井証券では新規で口座を開設した顧客に新サービ
スを始めました。口座開設から6ヶ月間、1日10万円未満の株取引を無料にすると言う
ものです。このサービスを始めた初日に何と1000件の新規申込みがあったそうです。
この中の何パーセントかの人は、株式市場で勝ち残ってやがて高額の株を売買する本当の
顧客になることが松井証券の狙いと思われます。やがて松井証券には預かり資産の多い強
い顧客だけが残るようになります。松井証券が預かり資産一位の証券会社になる日もそう
遠くないかも知れません。
先日書店で株主優待の本を立ち読みしていたら、エッジも株主優待している事がわかり
ました。4800円〜12800円相当のパソコンソフトを貰えるそうです。今回の株式
分割で数千円の1株株主に株主優待が出るかはまだわかりませんが、もし出るとしたらと
楽しみにしています。パチンコをする感覚で多くの人がインターネットで株取引を行える
ようになれば株式市場のすそのが広がりしいては株価の上昇につながるのではと期待して
います。小学生が授業中に携帯でライブドアをデイトレーディングする姿を想像したらお
かしくなりました。今年の社会問題になるかもしれません。ライブドアの新株の発行は2
月20日です。そのとき安くなったらこのパチンコ玉銘柄を買おうかと思います。皆さん
も株式市場で小学生とゲームを楽しんで見ませんか!
青色発光ダイオード
1月30日、青色発光ダイオードに関する裁判所の判決が出ました。昨日は、6時半の
NHKのローカルニュースに超新星を発見した串田さんが出演したので、早めに帰宅して
テレビをつけました。それからいつものようにテレビをずっと見ていました。そして今日
も夜のテレビのニュースをつけたら、米国カリフォルニア大学の中村修二教授が、かつて
の勤務先で開発した青色発光ダイオードの発明対価が200億円と言う判決が出たという
報道をしていました。被告は日亜化学工業と言う会社です。あまり有名では無い会社です
が、うる覚えな記憶ながら父が何度も口にした事がありました。今回新聞を読んで初めて
知った事なのですが、この会社はテレビのブラウン管の蛍光体を製造している会社だそう
です。そしてその蛍光体こそ父が日立製作所で研究していたテーマです。幼い頃から白黒
テレビを見ていた世代にとって初期のカラーテレビの色の悪さには苦労しました。ツマミ
を回して色をよくあわせたものでした。特に顔の色が病人のように青白かった記憶があり
ます。やがてそんな色合わせも自動化され、きれいな人の肌色が再現出来るようになりま
した。テレビの画面は赤・緑・青の光りの3原色の点で構成されていますが、初期のテレ
ビでは赤の色を鮮やかに表現することが難しかったそうです。経年的に赤の色が弱くなっ
てしまいました。ブラウン管の蛍光体に希土類元素と言う希少物質を加えることにより鮮
やかな色が表現出来るようになりました。日立キドカラーと言う名前は希土類元素から由
来しています。
30年も前の事です。めったに家族に仕事の話をしない父が、家へ商品見本と言うか試
作品と言うかそんな物を持ってきました。赤と緑の発光ダイオードです。電池ボックスに
2つつけてスイッチで点灯するようになっている品物です。上司(取締役など)などに説
明する見本品だと思われます。当時発光ダイオードは赤と決まっていました。そして天体
観測の必需品でした。天体写真の撮影にガイド望遠鏡が必要ですが、その十字線を照らす
照明として利用していました。消費電力が少なく、使い古しの乾電池でも点灯したからで
す。秋葉原で1個60円で売っていました。それを自分で望遠鏡に取り付けて使っていま
した。緑の発光ダイオードを始めて見た時良い色だと思いました。私の好きな色だからで
す。皆さんはどんな色が好きですか?
新聞報道によれば、青色発光ダイオードが開発された当時は、20世紀中の開発は無理
と言われていました。そんな悪条件の中で中村教授は上司の反対を押し切って開発を進め
たそうです。そして結果として日亜化学に膨大な利益をもたらしました。ところが当事者
は会社を離れアメリカへ行ってしまいました。理由はよりよい研究環境を求めてという事
です。何故会社は中村氏により良い研究環境を整えて会社に残るように引き止めなかった
のでしょうか?何故彼の納得する地位や立場を与えなかったのでしょうか?そして当時青
色発光ダイオードの開発に反対した上司はどこに行ったのでしょうか?もしその研究成果
を利用して出世して取締役になっていたとしたら日本では良くありそうな話です。(私の
憶測ですが)今回の判決では200億と言う金額だけが一人歩きしています。こんな巨額
の報酬を支払ったら会社の経営が成り立たなくなるという意見が大勢を占めています。そ
れならば、会社は是が非でもあらゆる障害を取り除いて中村氏を辞めないようにとどめる
べきだったと思われます。彼の研究方針に反対する上司を辞めさせてもです。と言うより
も彼を取締役に昇格させて、研究方針に関するあらゆる権限を与える事が、会社にとって
最大の利益だったと思われます。日本には年功序列や学閥といった悪い週間がありますが、
そのような企業のあり方の根本を問いただす判決だったと思われます。先に紹介した三洋
電機はその流れを先取りした企業といえるでしょう。
ところで私の父はどんな上司だったのでしょうか。よく部下を家へ食事に招いていまし
た。スキーへ一緒に行った事もありました。結婚式の仲人も良く引き受けていました。そ
んな面倒見の良い上司にも厳しい側面がありました。それは部下の査定です。個人の能力
や仕事ぶりを客観的に評価して、ボーナスや昇格に反映させるのです。家へ書類を持って
きて行っていました。皆東大出身とか学歴の持ち主ばかりなので評価は大変だったと思い
ます。私が歯科医と言う自営業を目指した理由はそんな厳しい現実を目の当たりにしたか
らです。でもそんな自営業の現実も甘くはありませんでした。父に転機が訪れたのは本社
勤務に変わってからです。昇進だと思うのですが、仕事が気に入らなかったようです。も
う一つの理由は上司との関係でした。組織内で不正を見過ごせない父の正義感からだと思
われます。皆さんの中にも会社などの組織に属していれば、一人は悪い上司や嫌いな上司
に出会うと思います。最近のCMでも「上司に恵まれなかったら・・・」と言うのがあり
ますが、日本ではその不幸な境遇から抜け出すためには、転職しか無いようです。それで
も負けないで会社に残る人も居るかもしれません。理由は家族のためとかその他いろいろ
な理由があると思いますが。そんな方には「頑張って下さい」とエールを送りたいと思い
ます。応援しています!父は家族のために転職を選びました。私が大学4年、弟が大学1
年と最も教育費がかかる大変な時期でした。転職先は日立製作所の子会社で東証2部上場
だった日立マクセルです。つくば工場に新しく併設される研究所の所長として立ち上げか
らを任されることになりました。主力商品はビデオテープです。そして研究所で開発され
ていたのは次期主力商品光ディスクでした。CDやMDです。時代はバブル経済真っ只中
でした。そして会社は東証1部に上場して急成長しました。父にとっては幸運な転職でし
た。そして最後の4年間は取締役にもなることが出来ました。取締役といっても特別待遇
が変わるわけではなかったようでした。どちらかと言うとサラリーマンにとっては大変な
事でした。それは会社の株を購入しなければならなかったからです。当時の株価は300
0円を越えていました。それを何千株が買わなければなりませんでした。任期中は商法で
売ることは出来ません。退職したときは、バブル崩壊で株価が半値になってしまいました。
現在の日立マクセルの株価は、相変わらず1500円付近で低迷しています。原因はC
DやDVDに続く主力商品が無いことは明らかです。前の経営者が次の主力商品の開発を
怠ってきたからだと思います。これからの変化の激しい時代を生き抜く経営者に求められ
る資質は時代の流れを先取りして先手先手と新しい策を打ち出せる経営者です。次はそん
な経営者の話をしたいと思います。
ミサワホーム臨時株主総会
1月29日(木)は、東京でミサワホームの臨時株主総会が開催されました。UFJ銀
行による1000億円の優先株発行準備のための定款変更が議案です。前日の夜は、太陽
光発電所ネットワークの会議が事務局で開催されました。泊りがけで行けば両方に出られ
ると思ったのですが、以前から所要で甲府へ行く予定があったので、東京行きは断念しま
した。太陽光発電所ネットワークの山梨の世話人会は甲府で時々開催されていますが、そ
の席で担当役員が割り当てられ、各県の代表が東京で集まる決まりになっていますが、私
は一度も出席できませんでした。毎回平日の夜だからです。他の方も平日は仕事を休んで
行かなければならないので無理と言うことでした。やはり遠くの会員の方のためにインタ
ーネット会議の必要性を感じました。
今回の株主総会には、同封のはがきによる議案への賛否の投票が出来ます。しかし私は
どちらへ投票するか迷っていました。ところが1月23日、会社から新たな発表があり、
賛成票を投じました。それは、勝どきのマンション建設は中止し、土地を売却すると言う
ものです。これにより、簿価800億円の土地の含み損が確定し不良債権処理が終了する
からです。翌日の日本経済新聞に、UFJ銀行に関する記事が出ました。昨年秋金融庁が
同行に実施した検査で大口融資先に関する査定で問題が見つかったというものです。融資
先企業の再建計画のシュミレーションに金融庁へ提出したものより悪い物が見つかったと
いう事です。想像するに、企業の将来の業績予想は経済状況の変化により大きく変わる可
能性がありますから複数のシュミレーションがあって当然だと思います。金融庁へ提出し
た資料の妥当性が今回問われているのだと思いました。UFJ銀行の株価は50万円台で
高止まりしています。市場はその売り時を捜しているのだと思いました。しかしそんなに
大きくは下げないと思います。何故なら株主があの潰れるかもしれないと言われた10万
円割れを乗り越えてきたからです。それともう一つの理由は株式譲渡益課税の問題です。
平成14年にこの株を買った人は今売ると譲渡益に10%の税金がかかりますが、平成1
8年以降に売れば無税だからです。そしてその頃には、不良債権処理が終了し株価が10
0万円を超えていることは間違いないからです。目先の悪材料に悲観して大きく売り込ま
れることは無いのです。
それでも週明けの東京株式株式市場では、UFJ銀行の株価が大きく下落して始まりま
した。一時10万円安のストップ安寸前まで売り込まれました。それでも以前ほど売り込
まれませんでした。売り方の空売りを仕掛ける資金も少なくなっているようです。その証
拠にUFJ銀行の大口融資先の株価はあまり下げませんでした。私が期待していたのは、
ミサワホームの株価の下落です。「株主が株価の下落を期待する?」と不思議に思う方も
いるかもしれませんが、本当にそう思っていたのです。何故なら前週末に全ての信用買い
を決済してしまったからです。もし下落したら再び買いたいと思っていたからです。昨年
の8月1日からミサワホームホールディングとして再上場してから4回目の決済です。一
昨年の秋には株価が200円台から67円の最安値まで大きく下落して、大損してしまい
ましたが、その時の損は取り戻されました。もう失うものはありません。あとは会社と経
営者を信じて待つだけです。でも内心は不安でいっぱいなのです。出来ることなら社長に
直接会って話がした気持ちです。本当に信じて待てば会社が再生されて復配されるのかを
問い詰めたいと思います。「勝どきの土地が予定通りの価格で売却できて新たな不良債権
は出ないのか?」、「会社の利益は予定通り上げられるか?」などを問いつめたいと思っ
ています。でも直接会って話をしても今の状況では納得できる答えは得られないと思いま
した。今回も株主総会に出席しても意味が無いと思っていました。
株主総会の当日、携帯で株価をチェックしたら下落していました。多分株主総会の内容
に悲観した人の売りが出ているのだと思い買いました。翌日は再び上昇したので売りまし
た。株式の掲示板を見たら、総会の様子が出ていました。社長が「既存の株主には絶対損
させない」と言っていたそうです。それならば会社の方へお願いなのですが、直接会って
話は出来なくても会社のホームページに定期的に報告して頂きたいと思います。会社の再
建の進捗状況について株主に知らせていただきたいと思います。具体的にいつ再建の目途
が立ち、復配がいつ頃になるかを報告して頂きたいと思います。基本的には信じて待つつ
もりです。
一夜の株主
1月27日、先日株式を100分割したエッジの株を少し買いました。この会社は、ホ
ームページの制作やパソコンソフトの制作販売をしているネット関連企業です。昨年の1
2月24日に株を所有していた人に99株の新株が割り当てられることになりました。そ
の権利落ち日から15日間ストップ高が続いて、1月20日、18000円をつけて時価
総額が楽天をぬいたと大騒ぎになりました。その後4日間ストップ安で1月26日100
00円で寄り付きました。そして翌日も1万円前後で推移していました。新株が発行され
た割には「下がらないなあ」と思いましたが、1株単位で売買されていて手軽に買えるの
で買いました。ところが夜株式掲示板を見たら大騒ぎになっていました。「新株が200
0円代で取り引きされているのに、誰が買っているのだろう」と。私はてっきり新株が発
行されていると思っていたので、「しまったと!」思いました。翌日売ることにしました。
買値より少し高く売れました。そして1月30日には、7000円代まで下落してしまい
ました。
有線ブロード新株発行
1月22日、有線ブロードの新株が発行され、証券会社の口座に売買可能な状態で表示
されました。昨年の11月21日に、株を所有していた人に新株を受け取る権利が割り当
てられました。そして11月25日からは株数は同じでも5分の1の価格で売買されまし
た。そして1月20日に新株が発行され割り当てられることになっていました。そして実
際に新株が割り当てられたのは手続きの都合で2日後になりました。昔は株を買うと50
0円の名義書換料を払って自分の名義に書き換えて株券を保管しました。いわゆるタンス
株券です。証券会社で預かってもらうことも出来ますが、年間3000円の預かり手数料
を取られました。それが最近では保管振り替えと言って、実際には株券を受け取らずに、
電子的に株を管理することが主流になっています。特にインターネット証券では、保管振
り替えしか扱っていません。そして将来は全ての上場企業の株券が保管振り替えになる予
定だそうです。そして世の中から株券と言う物が消えるのもそう遠くありません。最近多
くの証券会社が株券の引き取りサービスをしているのもこの流れを受けてだと思います。
また保管振り替えの状態でも、株主総会に出席する権利などの株主の権利はなんら損なわ
れることはありませんし、住所変更の手続きも複数の銘柄を持っていても口座の変更手続
きをすれば全ての銘柄が一括処理されますので便利です。したがって一度取り引きする証
券会社決めれば、一生の付き合いになる可能性があるわけです。だから各証券会社は今必
死に顧客の奪い合いをしています。これから新規で口座を開設する人は、一生の付き合い
になるので結婚相手を選ぶように慎重に選ぶことをお勧めします。インターネットで活発
に売買を繰り返している人の中には、複数の証券会社に口座を持っている人も増えてきて
いるようです。そうすればそれぞれの証券会社の利点を生かせるからです。私も今は一社
しか口座を持っていないのですが、いずれは複数の証券会社で取り引きする予定です。そ
れでもあまり増やしてしまうと税金の申告が大変ですから2〜3社が限度でしょうか?
各証券会社によって違う点は、特に信用取引が違うようです。制度信用取引と一般信用
取り引きです。日本証券金融が取り扱うのが制度信用取引で、証券会社は取り引きを仲介
するだけです。それに対して証券会社が顧客に直接融資して行うのが一般信用取引です。
松井証券は社債を発行して、この一般信用取引の原資にしているそうです。だからいち早
く無期限信用取引と言うサービスを始めました。ただし金利は制度信用より高いようです。
松井証券はいつも業界に先駆けて新サービスを始めて世の中をあっと言わせていますが、
いつもしたたかに自社の利益を考えています。だから松井証券の新サービスの裏にどんな
罠が仕掛けられているか注意する必要があると思います。株式投資の世界はしょせんお金
の奪い合いです。家族・友人・恋人といった親しい間柄でも信用しないほうが良いと思い
ます。どんな場合でも自分で判断して決めるべきだと思います。私はどうも人の事を無条
件で信ずることが出来ない性格です。だから家族や友人といった親しい人を傷つけてしま
います。無条件で信じられれば楽しいのでしょうが、自分が傷つくのが怖いのです。その
ような性格が株式投資には向いているような気がします。
話はもとに戻りますが、有線ブロードは一般信用取引銘柄なので、私の利用している証
券会社では信用取引が出来ませんでした。株式分割の前にこの株を一般信用取引で買った
人は、証券会社の罠にはまってしまいました。それは権利入札と言う制度です。分割した
新株がもらえず、その権利を強制的に決済させられる制度です。その入札は11月25日
に行われました。そして何と4株で74514円の安値で売らされてしまいました。した
がって10万円以上で買った人は大損になってしまいました。例えば分割発表後の高値1
67000円で買った人は、決済後の取得価格が92486円になってしまいました。分
割後の株価は、3日間ストップ高で30500円で寄り付きましたが、その価格で残りの
親株を売ると10単位株で60万円以上の損になりました。もし現物で買っていれば、高
値でつかんでも問題はありません。33400円以上に値上がりするまで待って売れば損
はありません。当初は1月20日の新株発効日に売りが殺到して2万円位まで値下がりす
ると思われていましたが、実際には31950円の最高値をつけ22日に少し下がりまし
たが、28000円程度でした。私は予定通り親株を最初の寄り付き価格30500円で
売りました。買値より少し高く売れまた。そして新株(子株)は長期保有してその成長を
楽しみに見守りたいと思います。
大発会
1月5日は大発会です。2004年の取り引き初日は、上昇して始まりました。今年は
順調なスタートです。朝、代引きの宅配便が届きました。昨年末に注文した、投資レーダ
ーのチャートブックです。東証1部の2003年の日足チャートブックと3市場全銘柄の
月足チャートブックです。チャートブックは株式投資の必需品です。天体観測に星図や天
体観測年表が必要なのと同じです。ただし天体観測と株式投資の違いは、天体はあらかじ
め軌道がわかっているのに対して、株価の未来は予測不可能だと言うことです。もし株価
の未来が正確に予測出来たら株式投資自体が無意味な物になってしまいます。だから過去
のチャートブックを参考にして未来の株価を皆が必死になって予想しようとするのです。
ところが一見関係の無い天体の運行と株価の動きには共通点があったのです。それは外
からの力によって動かされているということです。天体は主としてニュートンの万有引力
の法則によって動いています。したがって計算すれば正確な軌道が予測出来ます。株価の
場合には長期的には、企業業績や持ち合い等の需給関係に左右されますが、短期的には投
資家の欲や恐怖等の感情に左右されます。それらの不確定な要素を総合して株価が予測出
来ます。そして長期の月足チャートブックには毎年の一株利益や純資産と言うデータが、
日足チャートブックには信用取引の売りと買いの残高が併せて掲載されています。これら
は株価を動かす重要な指標だからです。
正確な予測が可能な天体の動きの中で、唯一株価のように不確定なものがあります。そ
れはほうき星・彗星の軌道です。ダストの放出や太陽風等の非重力効果と呼ばれる力で軌
道が変えられるからです。ペルセウス座流星群の母彗星として有名なスイフト・タットル
彗星は、1991年に木内さんにより再発見されましたが、その約130年前に最初に発
見された時の軌道計算では、120年後の1981年に地球に再び接近すると予想されて
いました。その非重力効果で10年も遅れてしまいました。世界の多くの観測家が再発見
を試みても見つかりませんでした。「もう通り過ぎてしまったのでは」と多くの人が思っ
ていた中で木内さんはあきらめずに観測を続けていたそうです。必ずここを通るはずだと
いう場所をです。そしてとうとう発見したのです。彼のことを相場師と言う人もいました。
私も最初は偶然まぐれで発見したと思いましたが、彼の話を聞くとちゃんとした理論にの
っとって観測していたことがわかりました。どこまでが本当かわかりませんが?それと同
じに株式投資で成功した人の話を聞くと偶然に儲かったのではないかと思われます。そし
ていつか大損すると思います。中にはそんな人もいるかもしれません。しかし相場の世界
で生き残っている人たちの多くは日々の研さんを怠らない人たちだと思います。
それでもやはり最後は運だと思います。そして自分の運命を知るために占いがあります。
生年月日や生まれた星座で占うのが一般的です。そんな運命も努力で変える事が出来ると
したらすごいと思います。本当に出来るのです。考えるだけで楽しくなりますが、やはり
疲れます。インターネットで検索すると多くの占いのサイトが見つかりますが、その中か
ら自分の希望する運命を探し出してそうなるように努力するのです。でも決して会社のパ
ソコンではやらないで下さい。他の仕事が手につかなくなります。先日投資雑誌の占いを
見たら今年の運勢は全ての星座で絶好調でした。今年は皆が株価が上がると予想している
から当然だと思いますが、投資の世界に絶対はありませんので、日々の努力を怠らないで
頑張りたいと思います。目先の利益を追い求めるのではなく、真に価値のある会社の株を
長期で持ちたいと思います。それでも人間は弱い動物です。つい目先の利益を追い求めて
しまうのです。足銀FGのように。次はそんな危ない投資の話をしたいと思います。