Saigusa(三枝義一)
(6970)Saigusa = 1992 AL1
    Discovered 1992 Jan. 10 by S. Otomo at Kiyosato.
    Yosikazu Saigusa (b.1928), a retired broadcast engineer is a Japanese
amateur astronomer. He discovered comets C/1975 T2 and C/1983 J1 visually
from Kofu city.
 1928年甲府市生まれ。1948年頃より、原田参太郎氏の指導を受けながらアマチ
ュア天文家として、彗星捜索と、彗星の観測を始める。1955年山梨放送開局と同時に
入社し放送技術者となる。1970年頃より原田参太郎氏の助言もあって本格的に彗星捜
索を始める。1975年10月6日に新彗星1975k(鈴木・三枝・森彗星)を大熊座
に発見する。延べ500時間にも及ぶ彗星捜索の成果であった。1975年頃より、山梨
県立青少年科学センタ−で、朝日新聞甲府支局後援による天体写真展が開催される。その
初代審査委員となる。1983年5月9日に新彗星1983e(菅野・三枝・藤川彗星)
をアンドロメダ座に発見する。山梨放送を退職後、1987年頃より1993年頃まで青
少年科学センタ−の天文担当職員を務める。

 三枝氏と20cm反射望遠鏡(自宅にて)
三枝氏の自宅の屋根の観測小屋には手作りの反射望遠鏡が納められています。
20cmの反射鏡は恩師原田参太郎氏により製作されました。

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