田んぼの記録2002年
                収支報告
 今年の田んぼの収支は収入・支出ともに約16万円となりました。そして自分の食べる
分2俵が残りました。やはり苦労の割には報われません。
                田起こし
 鶏糞などの肥料を撒いた田んぼの田起こしをしました。
                 肥料の散布
 10月31日は、田んぼの稲わらを粉砕しました。それを田んぼに散布しました。また
その後何回か鶏糞を運んで散布する予定です。11月10日熊狩りの田んぼにも撒きまし
た。
                 大風吹く
 10月27日の朝、低気圧の通過で冬型の気圧配置となり大風が吹きました。倒れた!
              今年は業績下方修正
 10月22日に熊狩りの稲刈りが終わりました。今年のうしの数は5個で昨年の半分で
す。収量は約200kgの見込です。苗の生育が悪かった為と思われます。発電所の収穫
は約400kgで昨年並みとなりました。
                稲刈り延期
 3連休に予定していた熊狩りの稲刈りが延期となりました。まだ水が残っていて機械が
入らない為です。
                稲刈りが始まる
 10月2日の夕方に台風の被害が無いか田んぼに見回りに行ったら発電所の田んぼで稲
刈りが始まっていました。そして日没までに終わりました。刈った稲はさおに干して乾燥
させます。6日の日曜日は区(部落)のお祭りがあってビンゴの担当になっているので参
加しなければなりません。ですから前日まで干し終わる予定です。発電所の田んぼは水は
けが良いのですぐ乾きますが、熊狩りの田んぼでは水はけが悪いので翌日の3日でも水が
残っていました。まだ排水口から水がちょろちょろ流れていました。熊狩りは12〜14
日の3連休に稲刈りをして干す予定です。でから3連休にはどこにも出かけられません。
                台風が接近
 10月1日に台風が接近しました。既に田んぼの排水路を掘っていたので問題無く排水
出来ました。備えあれば憂い無し!
                田んぼの排水
 10月に入ったら稲刈りが始まります。その為に田んぼの水を完全に排水します。発電
所のの田んぼはみずもちが悪いのですぐに乾燥しますが、熊狩りはなかなか乾燥しません。
その為に、熊狩りの田んぼの周囲に溝を掘り排水しやすくします。9月23日に完了。
                土手の草刈り
 9月15日、発電所の田んぼの3回目の土手の草刈りをしました。これが今年最後の草
刈りとなる予定です。その後自宅から中古の太陽電池パネルを移設しました。日当たりの
良い田んぼの土手で収益増を目指します。今回移設したパネルで年間2万円の増収を見こ
んでいます。この金額はこの田んぼの年間収入と同じです。苗代等の経費を差し引いた金
額で自分の労力は含みません。太陽電池の減価償却は17年でこの中古のパネルは、製造
後20年以上経過している為に、発電のための経費は掛かりません。また東京電力が電力
を高く買ってくれる御かげです。(まだ安いと言う意見もありますが?)ですから今回の
東電の不祥事には心を痛めています。早く信頼を回復して立ち直る事を期待しています。
原子力発電所の減価償却は15年で東京電力の場合は、これを定率法で原価償却していま
す。ですから今回トラブルが発覚した原発は、減価償却が殆ど終わっていて、発電の経費
は、核燃料代しか掛からない状態でした。それを無理やり動かし儲けようとしていたわけ
です。ですから今回東電が原発を停止して火力発電に切り替えても何ら損害は無いと思い
ます。現在火力発電の主流はLNG(液化天然ガス)火力です。そして最新の発電所はそ
の効率が50%を超えるものも出ています。そして東京湾岸にはそのような東電の火力発
電所が建設中の物も含めると多数あって、原発を5基止めても何も支障はありません。
 そして今回の不祥事発覚で最も困るのが、無理やり原発のコストを低めに見せかけて来
た原発推進論者達だと思います。何とおんぼろ原発を60年も無理やり動かしてコスト低
減を目指していました。一方で太陽光発電は太陽電池の寿命が20年とウソを言って、コ
ストを高く試算していました。そしてこれから火力発電の稼働率を高まって何年かすれば、
原発のコスト高が明らかになると思います。
               穂が出揃いました
 8月の後半になって良い天気が続いたので稲の穂が出揃いました。間もなく田の水を止
めて稲刈りを待つばかりです。
                土手の草刈り
 8月のお盆休みは毎年2回目の熊狩りの土手の草刈が忙しい時期です。発電所の田んぼ
は今年はひえが多いのでこれから草取りをします。
               稲の穂が出ました
 8月に入ってすぐ、発電所の稲の穂が出ました。今まで最も早い。
                土手の草刈り
 7月31日に、発電所の田んぼの土手の草刈りが終わりました。今年2回目の草刈りで
す。前日に刈った草は暑さで乾燥しているので集めて燃やしました。特に太陽電池の回り
の草は、集めて別の場所で燃やす必要がありますので、手間がかかります。稲の成育は写
真のように順調です。この日甲府の15時の気温は36.8度と言う事でした。ライトダ
ウンのイベントへのメッセージはありませんでした。
              今年の稲の生育状態は
 今年は苗の生育が悪くて心配されましたが、稲の生育状態は順調です。発電所の田んぼ
は、草取りが良く出来たので、今までで最も良く育ちました。熊狩りの田んぼは苗が悪か
った影響で、草に負けています。7月後半に草取り機で2回目の草取りをしました。
           台風の被害
 7月10日の台風6号の被害は田んぼには特に大きな物はありませんでしたが、発電所
の田んぼの給水のパイプが水路の下流に流されました。拾って直しました。発電所の田ん
ぼは草取りが行き届いている為生育は順調です。しかし熊狩りの田んぼは草が多くなって
きたので2回目の除草を始めました。
           田の草取り
 6月の中旬頃より手押し式の草取り機で田んぼの草取りを始めました。延長約7Kmも
の距離を歩かなければなりません。10時間程度の作業になる見込です。それでも最初の
頃よりはだいぶ草取りの時間が短くなりました。
                田の水の管理
 田植え直後の水の管理は大切です。水を切らしてもいけませんし、多すぎてもいけませ
ん。2日に1回は田んぼを見まわって水の量を調節します。熊狩りの田んぼは保水性が良
いのでほとんど問題はありませんでしたが、発電所の田んぼは、5年目の新しい田んぼな
ので保水性が悪くすぐ水がなくなってしまいました。
 6月に入って稲が定着したので、草取りを始めました。
               田植えをしました
 5月16日、農協に注文していた稲の苗(ひとめぼれ)が出来たので、農協のハウスに
取りに行きました。そして2ヶ所の田んぼに運びました。今年は苗の出来が悪くて、原因
は天候不順だと思います。4月は高温で、5月は低温だったため、発芽した後生育が止ま
ってしまった粒があったために欠株が出来てしまっていました。昨年より2枚多く苗を注
文したのですが、苗が足りなくなる事が予測できた為に、発電所の田んぼを優先して植え
る事にしました。日当たりが良くて生育環境が良いからです。
             代かきをする
 5月12日、熊狩りの田んぼの代かきをしてもらいました。また草刈りが全て終了しま
した。発電所の田んぼに水を入れました。5月14日、発電所の代かきをしました。
               田んぼの草刈り
 5月11日、発電所の田んぼの草刈りをしました。今年は春の到来が早かったので草が
大きく成長していて大変でした。また回りの田んぼでは田植えが始まっているところがあ
ってにぎやかになってきました。甲府の街もにぎやかな様子ですが、(大泉から良く見え
る)草刈りが終わったらビールを飲みながら焼き鳥が食べたくなった。
               肥料を撒きました
 4月25日に、発電所と熊狩りの田んぼに化学肥料を撒きました。昨年の秋に鶏糞を撒
いていたので肥料分は十分にあると思いますが、補助的に少量の化学肥料を田植えの前に
撒きます。通常の半分の量です。
             田んぼのふちどりを整える
 4月7日、田んぼのふちどりを整えて、植える面積を広くしました。前日増設が完了し
た太陽電池の配線を地中に埋設しましたが、それに伴って土手の位置をずらしたからです。
右上の写真がそうです。この後代かきをします。土手に植えた花も桃が咲きました。
                増設工事完成
 4月1日に突然太陽電池が届きました。早朝の作業で4月3日に取り付けが終わりまし
た。4月6日、前日の天気予報では翌朝の天気は晴れなので池谷・チャン彗星の撮影をす
る為に午前3時に起きました。あいにくうす曇で彗星はみえません。その後午前5時頃よ
り配線工事を開始し、日の出とともに第3発電所2号機(3.2kW出力)として営業を
開始しました。翌7日は、雲間から時折太陽が顔を出す天気でしたが、瞬間発電量3.3
kWを記録しました。太陽電池の性能が驚異的に良い事が分かりました。実際には3.5
kWあるようです。第3発電所1号機4.4kWと発電量の比率が5対4です。
               太陽電池の増設進む
 1月22日に、第2太陽光発電所の増設が終わりましたが、3月より第3太陽光発電所
の増設工事が始まりました。4月上旬の完成を目指しています。太陽電池メーカーのMS
Kでは、注文が殺到していて4月に入らないと納品できない状況になっていて、24時間
体制で工場が稼動しているそうです。3月12日現在、2号機のインバータの取り付けと
架台の制作が終わり太陽電池の取り付けと配線を行う前の段階になりました。
                増設工事完成
 2002年1月18日にMSKから太陽電池が届きました。今回取り付けた太陽電池は
BPソーラー製の単結晶177Wの製品で畳1畳程の大きさがあります。19日に浅川氏
に手伝ってもらって30枚のパネルを並べました。22日に配線工事を行い完成しました。
後は、インバータへ結線して、東京電力と契約の改定を行います。
 急きょ残り15mの法面にも太陽電池を3.2kW増設する事になりました。完成は3
月末頃の予定です。浅川氏に架台の制作を依頼しました。大友第3発電所につなぎます。

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