ケージ養鶏とエッグファーム高木農場との違い
| 項 目 | 大規模 ケージ 養 鶏 | エッグファーム 高木農場 |
| 自 然 | 完全遮断して拒否 | 出来る限り自由にする |
| 人工コントロール | 最大限導入 | 最小限にとどめる |
| 鶏 舎 | 外気完全遮断、完全管理 | 外気の遮断なし、土間に放し飼い(写真1) |
| 鶏 種 | 主に白色レグホン | イサブラウン、フランス原産、(写真2) |
| 卵 色 | 白色 | 褐色卵 (赤玉)(写真3) |
| 特 色 | 改良種で高産卵率 | 原種に近い肉卵兼用種、低産卵率 |
| 耐 病 性 | 弱い | 原種に近い為、病気に強い |
| 水 | カルキで消毒した水 | 南アルプスの地下60Mの美味しい地下水 |
| 空 気 | 完全遮断の人工換気 | 南アルプスの自然あふれる自然換気 |
| 大規模 ケージ 養 鶏 | エッグファーム 高木農場 | |
| 飼料配合 | 濃厚飼料、飼料業者の完全配合飼料(完配飼料) | 輸入時に農薬薫蒸されない物を自家配合、単品を買い集めて自家で配合 |
| トウモロコシ | 輸入時に農薬薫蒸された物 | ポストハーベストフリー:(P・H・F)
輸入時に農薬薫蒸されていない物 |
| 米 糠 | 主に輸入米の精米糠 | 国産米の精米糠 |
| 魚 粉 | 多種類の魚のあら等 | 国産さんまを使用した魚粉 |
| 植物蛋性白
大豆かす ゴマかす |
輸入大豆の油の絞りかす
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輸入大豆かすは遺伝子組み替えの心配があり使用していません。 国産大豆の大豆かすは入手出来ないので使用不可能
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| 緑 餌 |
乾燥ルーサン等 | 乾燥ルーサンとなるべく周辺の雑草や野菜のはねだしをやる
(写真7)は放牧中 |
| カルシウム | 炭酸カルシウム
燐酸カルシウム(安価なロシア産) カキガラ(少量) |
炭酸カルシウム
ロシア産の燐酸カルシウムは放射能汚染の可能性があるため国産のリン酸カルシウムを給餌している。 カキガラ(多量)・蟹殻 |
| 大規模 ケージ 養 鶏 | エッグファーム 高木農場 | |
| 消 毒 剤 | 小面積多数飼育の為 多用 | 大面積少数飼育の為使用の必要なし |
| 予 防 薬 | 小面積多数飼育の為 多用 | 大面積少数飼育の為使用の必要なし |
| その他薬剤 | ビタミン剤多用
(A・B・D・K・B12等12品目) 飼料添加物 (亜鉛パシトラシン等32品目) |
一切無し 一切無し
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| 栄養素添加剤 | アミノ酸添加物(DL-メチオニン・リジン等) | 一切無し |
| ワクチン接種 | すべて定期的に数回行う (長期間投与) | 必要最低限(雛の出荷時・法定の物) |
| (ニューカッスル)
(マレック) (鶏 痘) |
法定伝染病の為
最低年3回(活性、不 活性を接種)
養鶏場が出荷時に接種 接種 |
法定伝染病の為最小限の年間1回(飲用活性ワクチンを与える) 養鶏場が出荷時に接種 接種しない |
| 抗生物質等使用
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ペニシリン・サルファ剤等 使用可能20種類 | 一切無し |
| 家畜保険検査 | 定期的に実施 | 細菌検査(サルモネラ)年数回実施 |
| 労 働 力 | 主に雇用労働力 | 家族内労働力 |
| 環境衛生対策 | ネズミ 殺鼠剤(クマリン系・硫酸タリウム等)
ウジ 殺虫剤(あまり効果がない) ハエ 食毒剤(トリクロルホン) ゴキブリ 毒餌 |
ネズミ ネコを飼う
ウジ 放し飼いなので鶏の餌? ハエ 放し飼いなのでこれも鶏の餌? ゴキブリ 見たことありません |