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■ 正義の独り言
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1月4日(火)昨年統括と雪の話
昨年統括
年が明けました!
皆様のところでは雪の被害はありませんでしたか?ここ八ヶ岳では大晦日に事故をいくつか目撃しました。久々に路肩の見えない雪道で危険を感じました。車の運転はセカンドかローに入れっぱなし。ゆっくり、のろのろ、慎重運転です。
私たち羽衣洋蘭園も何とか年末の出荷を乗り越え、新年を迎えることができました。毎年の事ですが、繁忙期に差し掛かる秋頃には、年末の心配が私の後頭部当たりでずーーーっと溜まってます。それでも、優秀な妻やスタッフのおかげで何とか乗り切ることができました。本当に感謝です。
今シーズンのウチの収穫は何といっても秀品率がかなりカイゼンされたこと!が大きかったのではないかと思います。このあたりは年々カイゼンされていますが、かなりいい線まで来ました。これは先程述べた、妻とスタッフの功績です。毎日、売上が打ち込め、その都度、昨年対比が簡単に見れるようにした事も、秀品率が上がった事に間違いなく関与しています。
また、小さな花、いわゆるスソ花と呼ばれる類の花も買参人さんの御協力で上手に販売できたのではないでしょうか?生産者の思っている花の優劣は、小売店さんの感じているそれとは違う点を、遅ればせながら体感する事ができたシーズンでもありました。
そして今度は、シンビジューム生産者全体の話、要するに『シンビフォーラム21』の動きですが、よくある生産者会議から販売会議への移行が、かなり進んできています。とてもいい流れです。大手専門店のネット通販でシンビジュームを大量に使っていただいたり、今まで、シンビジュームをほとんど店頭に置く事のなかった有名店さんが少しずつシンビジュームを置いてくれるようになって来たこと。また、こちらはイメージ的な戦略になりますが、来年には大きなイベントへの参加が予定されています。
『今、シンビジュームを誰に買ってもらっているか?そして今後、誰に売っていきたいのか?』
この辺りをもう一度、調査、検討した上で、中期的、長期的なシンビジューム全体の販売戦略を立てる事が今後のシンビフォーラム21に問われるでしょう。日本の人口がピークを迎え減少に移ってゆく局面で、戦略やサービスがなくして、私たちシンビジューム生産者の生き残る道は先細りの一途です。皆さん共にがんばりましょうね!
雪の話です。
大晦日の雪です。こういう日はどのように雪を溶かすかが駆け引きです。あまり積もりすぎるとハウスが潰れかねないからです。この防除、主に次の二つの方法があります。
@暖房の温度を上げて屋根に着雪した瞬間にできるだけ雪を溶かす、先手必勝法!
A日が出るのを待ち、もしくは雪が雨に変わるのを待ち自然に溶かして行く、自然遅行法!
僕はいつも後者の方法を取る事が多いのですが、今回もやっぱりその方法で・・・。
今回は運良く31日の夕刻に雪が雨に変わりました。雨が少しずつ雪を溶かして行きました。しかし、その内、日が暮れたので雪解け水は凍結へ・・・。
ハゴロモ号が覆われてしまいました。通常ワイパーを立てて置かなくてはいけませんが、これではいけませね・・・・
ハウスまわりのツララ。刺さったらイタソー!!
トイから流れる雪解け水が、また凍ってツララを形成。
少し長くなりましたが、とにかく今年もハゴロモは頑張ります。またたくさんの方にお世話になる事と思いますが、皆様どうぞよろしくお願いします。
今年は花業界にとってよい年となりますように!!!!!
2005年元旦の初富士!!
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