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■ 正義の独り言
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3月29日(火) イラン戦で感じた危機
いや〜。負けました。
しかも、同じ選手に2点決められ。皆さん御存知の通りスコアは2-1です。
私が見る限り、イラン戦前のジーコは非常に難しい選択を迫られていました。
もちろん、ヒデを使うかどうかです。
○今までの、ヒデ抜きの、タレントは少ないけど組織的なチームを取るべきか?
○それとも、W杯予選と本戦という豊富な経験を持つヒデを突然で召集して、ヒデをからめた急造チームにするか?
この二つはすごく難しい選択です。
ここで、イラン戦前の私の見解ですが、これからは『強靭なフィジカルと経験値の高いヒデは代表に必要である』と感じてました。
でも、試合を観るとどうでしょうか。今までの日本の得意としてきた。『DFラインからの丁寧なつなぎで前線までのビルドアップを計る』攻撃はナリをひそめ、ロングボールの多様が多かったのが実情です。小野そして中田のロングボールの質はとても高く、それはそれで相手の脅威ではありましたが、それだけでは、攻撃が単調。加地や三浦の外からのよい攻撃参加があったが、サポートのない分厚みが足りない攻撃に・・・・。
日本人選手、一人一人のプレーの質はとても良く、一見するといいサッカーをしていた感がありますが、実は組織として機能を発揮しきれずにいた。
それを観ていて、釈然としなかったのは私だけではないでしょう。
ここで、試合を終えて、ヒデの起用についての成否ですが、私は国内組みの多かった以前のスタイルの方が、組織的に成らざるを得なかった分、良かったと感じました。その組織のまま今回のイラン戦に望んでいればもう少し楽にボールの支配権を握ることが出来。有機的に絡んだ組織がゴール前までボールを運ぶ事ができたのでは?これはあくまで、結果論ですが。
ですから、ジーコの選択が間違っていたかというと。・・・・・・難しいですね。
この答えは残りの試合、4戦の結果に掛かってます。
さあ、もうすぐ、バーレーン戦です。ある意味、イランよりイヤな相手です。先日、高校生を相手に日本チームの連携を確認したそうですが、選手は、今ひとつしっくりきていないようです。日本チームはどんな戦いを魅せてくれるのでしょうか。ハラハラですね。
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