羽 衣 洋 蘭 園
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               4月6日(火) 広告を楽しむ!



突然ではありますが、このアヒルちゃんの広告はどこの会社のモノでしょう。

実は、アメリカでの、高級外国車B社の広告です。

アメリカにおけるB社はやはり高級車として他のドイツ車や日本車と競争する位置にありますが、『堅苦しくて、真面目すぎる』と言うイメージが強かったようです。ここですこしキュートな部分もイメージとして持って貰おうというのが、この広告。

アヒルの人形が楽しそうに波乗りしていますが、そのアヒルの瞳を良く見ると、B社のトレードマークが!日本ではB社のこう言った広告は見ることができませんね。前述したように、アメリカというステージにおいては、こう言った広告が必要だったのでしょう。

そして、こちらもアメリカです。
日本で言えばミルク普及協会のような組織に当たる協会がつくった広告です。名だたる有名人が牛乳ヒゲを付けています。

   
左から映画監督のスパイクリー、スーパーモデルのデイジーフエンテス、NBAプレーヤーのユーイング、最後はロック歌手のアレックス&エディ・ヴァン・ヘイレン


この広告の特長は数年間にわたり、少しずつ人を変えながら、一つのメッセージやコンセプトを訴え続けるところにあります。かなりの確率で人々の脳の片隅に残ります。

私は学生時代からこう言った広告を見たり、集める事が好きです。海外で出版されたファッション誌を古本屋でまとめ買いをしては好きな広告だけファイリングします。こんな事をしていますと、広告からその国の文化背景がおのずと見えます。

例えば、イギリスとアメリカ。アメリカの広告は上で紹介したようにインパクトや茶目っ気があります。対してイギリス。こちらはホントに硬いんですね。受け狙いは無く、ほんとにカチコチ。やはり高貴な国です。この二国の広告はあまりにも対極でした。

ここで、わが国日本はといえばイギリスとアメリカの間ぐらいでしょうか?でもアメリカ寄りですね。
雑誌、駅、電車の中、何気なく見ている広告、その意図をひも解こうと考えたり、デザイン上でなぜこの色を使ったのか?と考えたり、以外と楽しめるものですよ。



                     

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