羽 衣 洋 蘭 園
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               5月25日(水) ニュージーランドへ・・・

更新が大変遅くなりましてすみませんでした。

実は、私、一週間ほどニュージーランドに行ってきました。南半球に位置するニュージーランドは、シンビジュームの生産地としてとても有名です。NZ産シンビは、日本のシンビの出荷が終了する頃に出荷がスタートし、私たちの出荷が始まる頃に終了します。

簡単に言いますと、冬は日本産、夏はNZ産と言った具合に、北半球と南半球で、日本の生産者とNZの生産者は上手く住み分けができていると言う訳です。実際に、現地にいってみて、いろいろお話を伺うと、ここ最近の日本のマーケットには少し難関があるようです。

理由は以下の2つ。


@為替相場の影響
NZドルの相場が前年に比べかなり高騰しているため、円に対しての為替益の問題。
(一ドル60円代から70円代後半に移行)

A最近の原油相場の高騰
要するに航空機の燃料が、半端でない高騰をしているため、航空便の運賃が上がっている事。


もうすでに、小売店の皆様は、市場のシンビ担当の方から、
『これ以上値段を下げれないんですよ。』
という話を耳にしたかも知れませんが、このような理由が背景にはあります。

そして現地の生産者は以下の行程を経て日本のお花屋さんの手に渡るので、このような異変のない時期でも、トータルで莫大な流通マージンを払っているのです。

   生産者 ⇒ 輸出会社(エクスポーター) ⇒ 航空便 ⇒ 輸入会社 ⇒ 市場 ⇒ お花屋さん

ですから、この問題に関しては、日本のお花屋さんに、少しだけでも御理解を頂きたいところです。


オークランド市内のマウント・イーデンから都心部を撮影。空気がおいしく、澄んだ空も、私の住む八ヶ岳以上のモノを感じます。


NZの建物はこの教会のように芝生や緑で囲まれています。そのため街全体がとてもビューティフル!!実に感動的です。NZの方はガーデニングも大好きだと聞きました。日本のTVで『劇的ビフォアー&アフター』という番組がありますが、NZのテレビ番組には、そのガーデニング版があり、とても人気があるそうです。


オークランド市内のスーパーマーケットの花売り場です。ヨーロッパ同様、シンビの輪BOXがありました。その横には BONSAI 風のサボテンが・・・・。



                     

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