釈迦堂遺跡の地形と遺跡

釈迦堂遺跡の地形

甲府盆地の東部、御坂(みさか)山系より流れ出た京戸川は蜂城山(はちじょうさん)と茶臼山(ちゃうすやま)の間を抜けたところで、多くの土砂を堆積させ、典型的な扇状地を形成しています。これが、平均傾斜約8度、総面積約4.8k㎡の京戸川扇状地です。この扇状地では多数の遺跡が確認されており、古くは23,500年頃前の旧石器時代の人々の生活の痕跡がみつかっています。釈迦堂遺跡はこのほぼ中央部分から発見されました。

釈迦堂遺跡の発掘調査

釈迦堂遺跡群は1980年2月8日から翌81年11月15日まで、中央自動車道建設工事に先立って、延べ2万人が参加して発掘調査が行われました。その結果、旧石器時代、縄文時代、古墳時代、奈良時代、平安時代の住居や墓などの遺構(いこう)、および多量の土器、石器などの遺物が発見されました。特に縄文時代の遺構・遺物(いぶつ)は豊富で学術的価値も高く、調査中から全国的にも大変注目され、連日のように多数の見学者が訪れました。