常設展示
縄文時代は、
大きく6つの時期に分けられています。縄文時代草創期(16,000年前~)、早期(11,000年前~)、前期(7,000年前~)、中期(5,500年前~)、後期(4,500年前~)、晩期(3,300年前~)となります。
土器を持たず、定住をしていなかった旧石器時代が終わり、約16,000前に縄文時代が始まりました。縄文と呼ばれるように、主に縄紐を回転させた縄目文様が土器に施されることからこの名前が付けられました。
縄文時代に入ると日本列島は温暖で湿潤な気候となり、現在と同じように山や森、海や川は季節に応じて変化し、狩猟や採集を主な生業としてその実りを手に入れながら生活を営んでいました。堅穴式住居に暮らし、子どもを育て、時に植物の栽培や動物の飼養をしながら豊かな生活を送っていたようにも思えます。しかしその反面、簡単に命さえ奪われてしまう厳しい自然に挑みながら暮らしていたのかもしれません。
常設展示では、
釈迦堂遺跡から出土した土器・石器や土偶(全1,116点)の重要文化財を展示しております。