走ったり、飛んだり、坂道、石段もしかっり踏みしめて登れます。
目的が分かり、道草をくう事も少なくなります。
例えば、神社の池のコイにえさをあげに行く、と言った場合。
途中で道草をしたとしても、大人の言葉がけで気持ちを切り替え、池に向かう事が出来ます。
小型のジャングルジムは2才児が好んで挑戦したがる遊具です。
目でつかまる所を探し、手でしっかり掴まり、体の位置を定めてから足を一段上げる、といった具合に、とても慎重に目や手が動いています。
大人はハラハラ、声を出したくなるのですが、子供の視線、パ
イプの握り方を見れば、安心出来る登り方かどうかが判断出来ます。
自分からやりたがらない子の場合、冒険させないで、手足の動きが子供自身の意のままに動かせるようになるまで待ちましょう。
動きを言葉で伝えようとしたり、無理に特訓をしても、子供はまだ言葉を動きに変える事が出来ません。
2才児は模擬の天才です。大人の対応、しぐさもよく見ています。
また、カメ、ライオン、うさぎ等、動きで何かになる事を喜びます。
「ことば」と「動物のイメージ」と「自分の体の動きを」むすび
付ける事が出来るようになったからです。完璧ではないのですが、出来ているつもりになって喜んでいるのが2才児です。
お友達の気持ちを受け入れられない1才児期からは成長して、
「かして」「いいよ」「いっしょに」「あとで」等と、友達
の気持ちを受け入れ、自分の気持をコントロール出来るようになります。
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