5,6才になると、「がまんする」「がんばる」力がよく発揮出来るようになります。その時点で親は優しく接して下さい。
園では、年長児と言われ、「しっかりね」「頑張って」と声をかけられ、家では、「お姉ちゃんだからゆずってあげなさい」「お兄ちゃんだから我慢しなさい」
と言われます。今の子供には、いつも変わらずに甘やかしてくれるお祖母ちゃんや、隣の叔母さん等がいません。
自分を抑えるという事が大人に認めてもらえる有効な方法だと悟ってしまう子もいます。
自己統制力を育てるには自己を表現し、主張する力を伴なわせる事が大切です。
子供の話はよく聞き、間違っている時は納得できるように、言葉で教えてあげる。又理解出来る時は、しっかり認めてあげる事だと思います。
幼児期の子供達は遊びの中で育ちます。五才になると成長段階の過程の中で、自然の中でたくさん遊び、体力を作り、経験してきた事を知識としてたくわえています。乗り物や昆虫といった自分の体験を図鑑で確かめて
知識の世界を楽しむ事が出来るようになります。
折り紙遊びもそすです、今までの遊びの中で、段々と指が発達し、器用に指を使う事が出来るようになり、本を見ながら折る、作る事を楽しんで出来るように
なります。
危ない、ダメではなく、時には危ない事も親子で一緒に楽しむ事も良いのではないでしょうか。
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